最近の投稿作品 (33)
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春眠
暁を覚えず
雨の匂い残る
昼前の陽に目覚める
風はひどく吹いて
花は幾多落ちて
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海
A
今日がちょっと濁って
明日はまだぼやけたままの時刻
海岸線は遥か彼方
水平線はもっと遠くだ
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ガチ恋勢なんかじゃない!
S
わたしガチ恋勢なんかじゃない!
ありえないわ わたしなど愚かしい!
わたしガチ恋勢なんかじゃない!
だからまだ推させてね 秘密で
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X
子宮のような夜が明けて
街へ産まれたなら
二項対立が追ってくる
薄暮のような幼少期
暮れてしまったなら
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遠い雲
ととさま かかさま さようなら
でんしゃのとがとざされた
とおくのまちなみあおくなり
うみみたいにしずんでる
なもしらないひとにわたしをあずけ
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【曲募集】大航海時代
【Intro】(Vo2)
青い海の上で帆船が揺れている
もしもそこに一つ炎を灯したら どうなる?
A(Vo1)
残酷で奇怪な世界に産み落とされた命一つ
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空想ステップ
夜が明ければ雨模様を淡い光が結わえる
赤い色した傘を持って
学校へと飛び出す
朝一番の数学なんて退屈
√···なんだっけ?
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防人の妻
遠い空に行くあなた
浅い日暮れ青が少し
時と共に黒ずんで
星の見えぬ夜が来る
明日の米も足りず
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【曲募集】星
A
さよならの音はいつも心を満たして
後から私の中身を奪い去って消える
B
肌寒い春先 曇り空の桜
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夜戦
もう夕日は落ちて巨大な陰が来る
ああ緋色の光輝 ただ貫かれ 絶叫
あなたは征く どうして? 灯火すら無く
二人は征く闇夜へ 神気を頼り
止める理性に逆らい
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【曲募集】回答
A
たしか忘れてしまったことがあって
それを取りに戻ろうとしてた
どこか道の真ん中迷ってしまって
手の中の雫はどこかへ消えてた
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プラトニック・ラブマリン
海へと向かってく坂道に 君と僕二人の影
手に触れそうなのに触れることのない もどかしさ
空に溶かすように歩く
浜へと降りていく階段の 先は光る青い海
解決策なんて見出だせないまま 焼けていく
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ブレンデッドウイスキー
ちょっと前の話はもう忘れましょう
だって今の私はもう子供じゃない
暮れ泥む空にかきくらされ
きっとこれは天変地異の前触れね
今夜はあなたを離さないわ
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夏の空
ああ今日も夢見てる
あなたは何処へ行く
ゆらゆらり らるらり
懐かしい色
いつ いつか みていた