遥里

I know the mistake is found in the selection that man does.
Everyone has the mind of evil.
It is a helpless thing.
The shadow doesn't disappear as lon...

「あなたに何をしてあげられる？」
『今の僕を生かしてくれた』
『僕こそ何をしてあげられる？』
「その存在だけでじゅうぶんだよ」
測りきれない程の距離が隔たっても構わないの
ふれることが叶わなくても
ただ変わらず笑顔のままで生きてくれればいい
止まった時　そんなものは進めればいい、胸の中で
涙でさえ消...

隣にいるだけでもいいから
それこそ“キセキ”
なんて笑ってみても いつでも、だあれも聞いちゃいないし
なんで自分に言い聞かせてるの？
「これでいい」なんて実は全部ウソなんでしょ
いい加減素直になればいいのに
大好きだって泣きわめいちゃえばいいのに
なんて言ってもそんな乙女チックなことできない
プライ...

―― そよ風ふく明るい部屋
　　　　　　　　レースの服身にまといながら
好きな歌を唄いながら窓から外を眺める
小鳥が二羽一緒に仲良さそうに飛んでく
そろそろする事もないわ あなたもなんでしょう
空は飛べないけれど、あの小鳥のようになれたらいいね
そうだ何か美味しいもの少し私にちょうだいよ
もしもくれ...

数多秋が巡り廻り彼岸花は咲き乱れて
まるでいつか見た紅蓮のよう
花を折りしこの手もまたいつか紅く染まるでしょう
君の遺す愛子が為なら
でも願わくば永久にこの世照らしゆく光あらんことを
空を仰ぐ　響くは君の好きなこの唄だけ
渡り鳥がゆく彼方の場に君がいる気がして
今も文を火にくべながら立ちのぼる煙を見...

生まれ持った運命（さだめ）
疑問を抱く事はなかった　今までは
どんなに大きくて重いものたちでも
背負う事は構わない
でも君がいるのは　僕のこと愛す為じゃなくて護る為なんだ
それだけがわからず許せない　現実を
君もこちらを見てるのに
本当は　守りたい　愛したい
僕らの運命は（交わる事をせずに）
ただ離...

いつも忙しく過ぎる時間の中で
ひとり、ひとりと僕を置き去りにする
君もいつかは僕を置いてくのかい　なんて
言えるわけない　そんな答え聞かない
未来のことなど知るわけないと君は平然と言うんだろな
そこは嘘でも　ずっと一緒だと言ってほしいんだ
強がっていつも笑ってる　とか君は言う
だけど少しはホントかも...

カレントアイドル　隣のあの娘なんだ
いつも元気いっぱい
時にちょっと天然なあなた
わたしドジっちゃった時も
二人笑ってそれを蹴飛ばしたの
同系色で似た者同士？
同じ特技で似た者同士？
でもこんなに違う
そしてまぶしいの
カレントアイドル...

いつも口癖のように言った　あなたへの言葉
「私を守るため　そんなことを言って置いてくなんて事、もうダメ」
ひとりの寂しさがあなたにはわからない　みんなに愛されていたから
なのに今度はひとりだけで遠い場所いってしまったのね
いつか私もそばへいくよ
…なんて、もう叶わない事だとわかっているの
もしもこん...

一通のメール　午前１０時ちょうど
『今から遊びに行こうよ』
出かける準備をテキトウにしてから走って待ち合わせ場所へ
いつもどおりのメンバーとはしゃぐつもりでいた
みんなの顔見るまで
なのに君がいた
待ってよ、服も靴もテキトウに選んで来たのに…聞いてないよ！
もう知らないから
この際飾るのなんてやめて...