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ご意見・感想: みしらぬあなたにありがとう
初めまして。私はかつて鏡音リンレン姉弟と共に唄を作り、そして本物のピアノに一音一音を移し、今はそれも止め、時々思い出したようにピアプロに来て、作業をしながら流し聞きし、気になった作品をじっくり聞いては感想を書いている者です。
作品「みしらぬあなたにありがとう」は、とても優しい感じの歌ですね。いつでも、どこでも、これからも、僕達の歌を聞いてくれる人がいる、という前向きな感性がとても暖かいです。
「僕の声を」「君のうたを」ここから、二人で歌っていることが分かります。二人は昔からの友人で、僕はいつも前向きで唄を歌い、君はそんな僕を見て、不思議そうな目で、不安そうな瞳で聞いてくる。僕が君をいつも引っ張っている、そんな間柄を思います。
その声は、いえ、その存在そのものかもしれませんね、あまりにも小さすぎて壊れそう。でも、いつの季節だって僕たちの歌をどこかで聞いていてくれる、そんな思いをつづった歌だと感じました。
「隕石が砂に描いた奇跡」ここが色んな意味を持つ、幅の広い表現ですね。これをまた追いかけていうのですから、色々想像の翼を広げてみて、「かつて僕と君が歌った歌が世間に知られる事となり、華やかだった時をもう一度追いかけて」と勝手に思ったりしています。例え小さな事でも一つ一つに感謝をしながら毎日を生きる、という感じかな、と。
大げさになったかもしれませんが、そう感じながら聴いている私がいるのでした。2021/09/23 15:04:40 from:
e_hondaさん
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メッセージのお返し:
e_hondaさま、ありがとうございます。
こんなに丁寧な感想を頂いたのは初めての事で驚きと感謝の気持ちで一杯です。
歌詞を紡ぐのが苦手で、この歌はめずらしく素直に自分の気持ちを乗せることができた気がしていたので本当にうれしいです。
e_hondaさまのおかげで自分の歌詞を再解釈するという経験もできました。ありがとうございます。
ともすれば、自分の歌なんか何の価値もなく誰にも届かない。何の意味もないと虚無に支配されそうになります。毎日上がるレベルの高い楽曲、自分の楽器経験の無さから来る自己否定…
ところで、e_hondaさまはピアプロの金バッジをお持ちなんですね。
私がこのボーカロイド文化の素晴らしさに気付けたのは2017年の夏と遅く、知れば知るほど黎明期を支えた方々を尊敬してしまいます。
じつは私もかつては自分でうたを歌っていました。歌うことから離れ,音楽から離れ,やがては生きることを考えることからも離れてしまっていました。ですが「初音ミク」と出会えたことで今は救われています。
なによりもこうして自分の拙い歌に直接 感想を頂けた..。これでまた歩けます。
「平安の祈り」
神様 私にお与え下さい
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを
変えられるものは、変えてゆく勇気を
そして、ニつのものを見分ける賢さを
私はクリスチャンではありませんがe_hondaさまのおかげでこの言葉を久しぶりに思い出しました。
いまの自分に出来ることを、無理せず、でも できれば立ち止まらず一日一日進んで行きたいとおもいます。
本当に有難うございました。2021/09/24 19:43:03 from:
すぷりんぐおにおんさん