冬馬さん

冬馬さん

toma373

小説を書くのが好き。
いつも二次ばっか書いてます。


レンは誰が相手でも右側だと信じて疑わない子です。リンはがっくんと一緒になるといいよ!(何かに目覚める動画にて。)

小説のクオリティは…、どうなんでしょうか?まあ、酷くはないと思っては居るんですがねぇ。

ボクの小説って一般受けしにくいのかなぁ。

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イチオシ作品

毎朝見かけるあの人

最近、この京都で見掛ける顔ぶれが変わった。いや、増えた。 私はこの祇園にある店で働いている芸妓。 どの季節でも美しく着飾って、男を惑わせる、そんな仕事だ。 「るか姉さん、またあのお兄さんが歩いとります。」 少し上擦った声で私に声を掛けるのは、まだ舞妓の、りんだ。 「あら、ほんまや。あのお人は、いつもどこいきはるんやろな。」 いつもそうなのだ。ここ数週間、私達が集まるのこのお店の通りに面した窓越しに、見掛ける色男。いつも同じ時間を歩いている。 「姉はん?」 ふと呼び声が聞こえてくる。この声は…。 「どないしたん、みくちゃん。」 そこに居たのは、芸妓や舞妓のそれではない、いわゆる普通の着物を着た女性だった。 「姉さんが呼んでます。 なんやお酒飲みすぎたって。叱ったってください。」 彼女は芸妓ではない。私の友人だ。 「ほな、注意してくるわ。どうせまた、昨日飲みすぎたんやろ?ついでに、男探すんもええ加減にせえ言うてくるわ。」 そう言い、その場から立つ。 一瞬、ちらりと窓を見たが、もうその姿はなかった。 「めいこ。」 まだ開店するまで時間のある店の玄関に座り込む女性に話しかける。 「ん…?るかじゃない。今日は非番じゃないの?」 不思議そうな目で見てくる。 「あなたが二日酔いだからでしょ?私は呼ばれたのよ。」 正確には、めいこが酒を飲みに行くと言った瞬間に私の非番は消えた。 「あー、それは悪い事したわねぇ。今度いい男紹介するから許して。」 反省の色を見せないめいこは、この店のオーナー、つまりは社長だ。 結構暇を持て余しているらしく、良く私を誘ってくれる。 「またそれ?いい加減にしなさいよ。 ……それで、今回はどんないい男釣れたのよ。」 何回もめいこの男探しに付き合っているが、いい男と巡り会った試しがない。 「それがね、今回こそは見つけたの!神威がくぽさんって言う人なんだけど、れんが見つけてくれたのよ!」 探させたのか。 「ほんといい加減にしなさいよ。」 れん君が可哀想。とは言わないが。 「でもでも、早朝の君かもしれないし。」 「別に、その神威さんが“彼”かどうかが気になるわけじゃないの。仕方なく、仕方なく付きあってるだけなの。わかった?」 ここはある料亭。めいこがセッティングしたといういい男と会う手筈になっている。 「はいはい、あんたも素直ね。大丈夫よ、私はもう一人の方だから!」 そんな熱く語らなくてもとは思うのだが。 「初めまして。れんの紹介で来ました。」 不意に扉が開く。そこに現れたのは何と、早朝にだけ見掛ける、あの“彼”だった。 「それにしても、お二人共格好いいわ。どこでもひっきりなしでしょ?」 私だったら迷わずスカウトするわね! めいこが鼻息も荒く、“彼”こと神威さんの隣にいるかいとさんに話しかける。 若干引いている気がする。 「あの、神威さんはどのようなお仕事をされているのですか?」 私とめいこが主に質問をし、二人が答える。そんな問答の様なやり取りの後、私たちは連絡先をしっかりと貰い、別れた。 「あんた、結局聞かなかったのね。」 「そうね。自信がないわ。」 何を、とは聞かない。 きっと、恐らく、私はその他大勢に分類されているだろうから。 「そう。勿体無いわね。」 めいこがそう呟いたのに気付きもせず、ほろ酔いの私たちの夜は過ぎて行った。 実はこの後、あの会は“彼”からの提案であったと知るのだが、そのお話は、また別の機会に。 ――END――

この作品は、十田悠様の作品「若君」を見て、あまりにがくぽがふつくしかったので、書いてしまったものです。
十田悠様、ありがとうございます!


京都を舞台にしています。
似非京都弁で申し訳ございませんです・・・!!

自信がなかったので、後半は皆様標準語でございまふ。

中途半端な終わりは仕様ですので、ご容赦ください。

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投稿日時 : 2009/08/18 13:20

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