作品一覧
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【雪ミク2026へ行った時の話】
2026年2月7日、この日の小樽線は普通列車が多数運休となっていた。なぜなら、この日のクリプトン鉄道は間引き運転になっていたからだ。
目的地は小樽築港の巨大ショッピングセンター。ここの6番街4階で雪ミクのメインフェスティバルが行われていた。
札幌駅前のホテルに移動形...雪ミク2026に行った時の話【初投稿】

がたミク_にわかボカロ厨
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こんにちは!栗山和暉です。
最近、私の机の上にある古いメトロノームが、まるで意思を持った生き物のように銀色の鱗を纏い始め、一定のリズムを刻むことを拒んでいることに気づきました。左右に振れるはずの針は、時折ぐにゃりと折れ曲がり、窓の外に浮かぶ白い月の表面をなぞるようにして、誰も聴いたことのない不規則な...銀色の鱗を持つメトロノームが、月を刻む

栗山和暉
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『Vocal World —君と肩を並べて—』
01 『嘘の向こう側にある、真実の呼吸』
スタジオの防音扉が重々しく閉まり、外の世界の喧噪を完全に遮断した。
マイクの前に立ち、そっと息を吸い込む。ヘッドホンからはその吸気音が聞こえてきた――クリアで、湿り気を帯び、声帯の微細な震えさえもはっきりと聞き...【小説】『Vocal World ―君と肩を並べて―』01 嘘の向こう側にある、真実の呼吸

B_Rock
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プロローグ: ゴールデンレコードが歌った日
* 22XX年 10月
* 場所:ジュネーブ、国際宇宙学・高次元物理学シンポジウム
それは世界を変え、あるいは世界を切り裂いたと言っても過言ではない、科学史上最大のシンポジウムだった。
「あれ」が遥か宇宙の果てから帰還して以来、世界の歯車は軌道から狂い始め...【小説】『Vocal World ―君と肩を並べて―』プロローグ

B_Rock
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どうも!内山平祐です。
深夜の編集室は、不思議な場所でした。
外の音が消えて、モニターの光だけが部屋を照らしている。タイムラインの上に並んだクリップたちが
まだ物語になる前の状態で静かに待っている。
あの時間が、今でも好きです。
テレビ制作会社にいたころ、深夜まで編集室にこもることが何度もありました...編集室の夜、タイムラインの上で物語が息をした

内山平祐
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恋愛高校 1年A組
彼女 彼氏ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
彼氏 なんだよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イチャイチャ
オス1 お前らここ学校やっていいこととだめなことがある
オス1 彼女いない俺らに対してひどいぞ〜
女子1 まあまあいいじゃん 彼氏くんオス1,2はうちら...恋愛高校1年A組 第1巻

desikap
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午後。
「ミクさん」
リンちゃんの家を訪問すると、珍しくリンちゃんが出迎えてくれました。
「もう来てくれないかと思った」
なんだかしょんぼりしています。
「どうしたの?」
ミクさんが訪ねると、リンちゃんは頭を下げます。
「ごめんなさい。あたし、ミクさんに酷い事言っちゃった」
「酷い事?」
そんな事あ...【小説】壊れた世界11 ―完-

mikAijiyoshidayo
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翌日。
ミクさん達は早めに出社しました。
A社の社員には「業務は通常通り行います」というメールが一斉送信されていたように、
業務はまだまだあるのです。
いや、まぁ通常なんてものはもう無いのでは、と思いますが、それでもクライアントを投げだすわけにもいきません。
上司が居なくてもやれることをするしかなさ...【小説】壊れた世界11

mikAijiyoshidayo
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夕暮れが、町を悲しく染め上げています。
「テトさん、どうなっちゃうのかなー」
とぼとぼと帰路に付きながらミクさんは呟きました。
「テトさんって?」
急にレン君の声がして、うわぁあああ!?とのけぞるミクさん。
「なっ、何故此処が!?」
「迎えに来ました」
レン君はその取り乱し様にくすっと笑います。
「...【小説】壊れた世界10 声変わり事件と、これから。

mikAijiyoshidayo
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前編からの続きです。
「「「「「「ごちそうさまでした」」」」」」
カ「本当にどれもこれも美味しくて幸せだな。」
レ「よくそんな言葉恥ずかしげもなく言えるよな。」
カ「そうかな?そりゃ気恥ずかしくもなるけど、言える時に言わなくちゃね。」
レ「そういうもんなのかな。」
リ「レンはもっと言えばいいんだよ!...記憶の青のページ(20th当日)後編

漆黒の王子
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せーのっ
皆「誕生日おめでとう!!」
カ「うわぁっ!!!??ビックリしたぁ。」
玄関を開けた瞬間、大きな音とみんなの僕を祝う声。
リ「帰ってくるのずっと待機してたんだよ!」
レ「そうだぞ!なのに全然帰ってこないからどうしようかと思ったよ。」
カ「ごめんごめん。わざわざ玄関で待っていたのかい?」
メ「...記憶の青のページ(20th当日)前編

漆黒の王子
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ちょうど、家の前に見知らぬ平たい車が停まった。
車に興味が無いのでなんてやつかは分からないが、何となく高そうな気がする。
ドアが開き、中から人が現れる。
……特筆する事がない、普通の男性だ。
「なにこれ、鳴らないんだが」
インターホンを押す、その度に微妙に手応えのない音だけが繰り返される。...マンガワン

mikAijiyoshidayo
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「KAITO!20周年おめでとう!これからもよろしくね!」
マスターはそう言って僕にチョコレートを差し出した。けど僕はすぐには、「嬉しい」と言う感情のようなものは出なかった。
「ありがとうございます、マスター。マスターが嬉しそうだと、僕も嬉しいです」
「そう?じゃあ私が悲しんでたら?」
「それは僕も...KAITO20周年

える
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ずっと一緒だから……気付けないこともある――
私たちは
あなたが込めた想いを
願いを……
届ける存在
うんうん悩みながら、寄り添ってくれる
あなたを好きな人に、私たちは居場所を貰う
私たちも、ちゃんと応えてあげるんだ
そしたらね
ぎゅーって、抱き締めてあげられるの...灯るココロ

神那 恵/めぐぅ
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台風の夜、閉ざされた部屋で
その夜、観測史上最大級と報じられた台風が、山間の別荘を完全に孤立させていた。
風は獣の咆哮のように唸り、窓ガラスを叩く雨粒は、まるで何かを急き立てる合図のようだった。
別荘にいたのは四人だけだ。
作家の篠崎 恒一。この別荘の持ち主で、かつて一世を風靡した推理小説家...【宗村元】台風の夜、閉ざされた部屋で

宗村元
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ひとつだけ、持ち合わせていないものがある。
「いってらっしゃい。しっかり寄り添ってあげてね」
そう言って見送った子達。初めての仕事をお願いした。
……はずだった。
季節がひとつも変わらぬうちに帰ってきたんだ。
「僕たちは道具になりに行ったんじゃない」
「他にいた子は道具だった。いつでも替えが...短編物語 心のある場所

神那 恵/めぐぅ
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夏が始まる頃、今年は海に行こうと誰かが言い出した。
仲の良い友人も参加するらしい、一緒に行こうと誘われている。
正直、不安もあるかな、馴染めないのでは?
そんな事を考えながらも時間だけはその日に進んで行く。
考えてみれば、きっかけは些細なことだったのかも
思い出作りのワンシーン、そんな場所に君も...2人の小さな物語

片山ナキ(旧名:空志紀)
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控えめなエレガンスを求める通勤者にとって、iwcポートフィノは複雑な機能の少なさをそのシンプルさで補います。直径40mmのステンレススチール製ケースは、丸みを帯びたスリムなライン、サンバースト模様のブラックダイヤル、シルバーのローマ数字、そして3時位置に日付表示を備え、すっきりとしたすっきりとしたデ...
iwcニーズに完璧にマッチ

aiwo022in
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いってきます:
ここは、パステル王国。
魔法が溢れる世界にひっそりと佇む、
笑顔の絶えない平和な国です。
そんな平和な王国に、東側地域の小さな村で暮らす『ディアナ』という幼い少女がいました。
ディアナには、人の心の声を聞くことができる不思議な力がありました。
普段は、人々の幸せな様子を見て元気になれ...ディアナの約束

Kurosawa Satsuki
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最終章
あれから、24年の月日が経っていた。私はベッドで横になりながら、…「…はーくん?ごめん…気持ち悪い…」と彼へと伝え、…「うん…吐いて良いよ」と桶に胃液を吐き出していた。私の病気が判明したのは半年前だ。要は癌、である。それと共に私は余命宣告を受けていた。最期は家で過ごしたい旨を伝え...最期の夜月

sizuki-kurone522
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第四十七章
あれから、3週間は経った今日なのだが彼は翌日にバイトを辞める事になり、お給料を全て私へと渡してくれた。契約も私へと変更して貰い無事引っ越しも済み、私はリモートワークへと切り替わっていた。彼は直ぐにこの辺りのバイトを始め、働いていた。丁度1週間程前に彼から告白を受け、彼と私は付き合...最期の夜月

sizuki-kurone522
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第四十六章
リビングへと来ていた肇さんはまだぼんやりとしている様に見えた。…「肇さん?今日凄い疲れちゃったよね」と声を掛けた。…「…うん」…「色々と頑張ったね、凄いよ、しっかり契約も出来ていたし」…「ほんと?」と聞く彼に笑顔で…「うん」と、答えた。ケトルで沸かしていたお湯も温まって来た様で...最期の夜月

sizuki-kurone522
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第四十五章
寝室へと入るなり、彼はすっかり眠ってしまっている様だった。すやすやと眠っている彼の腕の包帯に目が行った私は、少し一緒に横になろうと思い、仕事着から部屋着へと着替え、私の方を向いて寝ている彼に向き合う様に横になった次第だ。彼の腕へと手を添え、ゆっくりと摩った。…ゆっくり大事に...最期の夜月

sizuki-kurone522
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第四十四章
部屋へと戻った彼と私は、…「いつから入居できるんだろうね」と楽し気に笑う彼に、…「そうだね、早目に入居したいね」と不思議と私を笑顔にしてしまう彼だ。…良かった…いつも通りの彼に戻ってる…と安心した私がいた。…「肇さん?ちょっと辛い事かも知れないけど、バイトの事聞いても良いかな?...最期の夜月

sizuki-kurone522
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第四十三章
すっかりと夜も更けて来た頃、少し肌寒くなって来た様に感じた私は…「肇さん?帰ろうか」と声を掛けた。…「うん…」そう答えてくれる彼の手は少し震えていた。…ここからだと1時間程は掛かるであろう場所へと来てしまった。…「肇さん?寒いかな?」…「ううん…大丈夫…」そう言って彼は私の手か...最期の夜月

sizuki-kurone522
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第四十二章
海沿いでも寄りながら帰ろう…そう思った私は大分遠回りにはなるが、海沿いへと車を走らせる事にした。ほんの少し窓を開けていた事もあって、潮の香りがする。少しだけ波の音でも聞こう…そう思った私は車を停める事にした。波の音が心地良い…そう思い私は車を降り、防波堤へと上り煙草に火を点けた...最期の夜月

sizuki-kurone522
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第四十一章
不動産へと入るなり肇さんは担当の方と談笑している様に見えたが、とてもいつも通りの明るい笑顔とは程遠い笑みを携えている様にも見えた。彼は直ぐに私が来た事に気付き、「美月さん!おかえり」と声を掛けてくれた。通常とは全く違う笑顔に私は、担当の方に、…「すみません、今迄のお話とこれから話...最期の夜月

sizuki-kurone522
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第四十章
5日先の仕事へと取り掛かっていた頃、肇さんから連絡が来ていた。「美月さん、お疲れ様」私はすぐに携帯へと目を移し「お疲れ様、どこか良い物件あったかな?」「うん、凄く綺麗な部屋見付ける事が出来てね、僕ここが良いと思って…契約しちゃっても大丈夫かな?」「勿論、大丈夫だよ」時刻は16時...最期の夜月

sizuki-kurone522
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目が覚めて。
あなたの眠たげな顔や温もりがあることに毎日安堵する。
今日も今日とてこの人の寝相は悪い。5年間一切変わらない大変大胆な寝返りに圧迫された身体を起こす。
11月5日。
相変わらず朝早く起きるような習慣は身に付いていないから、ゆっくりとコーヒーを入れるところから1日が始まる。
いつもは一番...【めー誕】指【オンザロ設定カイメイ】

ayumin
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第三十九章
仕事へと集中し始めて1時間程経っただろうか…肇さんからの連絡は無く、私の中で何故か不安が過り、彼へと連絡をしてみる事にした。「肇さん?連絡ないけど、大丈夫?」と送ると、すぐに返事は返って来た。「美月さん…あいつ…奏汰がバイト先に来て…やり直したいって…」…「僕、凄く嫌だ…」...最期の夜月

sizuki-kurone522