何回でも噛んでもビンジに
またビンジに囚われて終い

姿かたちを隠す生き物に
いつも踏み荒される胸の内
とどめを刺せないからほら
もっともっと苦しむのさ

テーブルの上に並ぶ料理は
そいつの肉で出来たものでした
いつものセリフ唱えていく
ぎゅっとぎゅっと口に詰める

久しぶりに鏡を見てみたら
(na na na na)
キミに会えない姿になっちゃった

吐いて渇いていくビンジに
またビンジにこころゆらゆら
足掻いてもがいていくビンジに
またビンジにあたまぐらぐら
もう食べたくない食べたくない
キミに醜いと思われるなら
何回でも噛んでもビンジに
またビンジに囚われて終い
キミにだけは嫌われたくない

神様は生き物を縛りつけ
ボクとおんなじ名前を授けて
素直になれと言うけれど
ちょっとちょっとひどすぎでしょ

他人の眼差し背中でガード
覆い被されたのは濡れる頬
生きるためカトラリーを刺す
ほんとほんとみじめになる

おぼつかない秤で繰り返していく
(na na na na)
一喜一憂涙止まらなくなっちゃった
嫌！嫌！嫌！

眠剤を飲むアラームが
鳴り響くまでこの日に
ボクは何か残せるのかな
まるで目に見えないくらい
微々たる変化だとしても
キミに気づいてもらえたらいいな

吐いて渇いていくビンジに
またビンジにこころゆらゆら
足掻いてもがいていくビンジに
またビンジにあたまぐらぐら
もう食べたくない食べたくない
キミに醜いと思われるなら
何回でも噛んでもビンジに
またビンジに囚われて終い
キミにだけは嫌われたくない