急がなければ 終わってしまう
そう 君が 笑う
浴衣の裾を 気にしていると
君を見失いそうで
パシャンパシャ
笑う 水風船
溶けかけの 杏あめ
カラツカラ
鳴る 下駄の音は
あなたの耳に 届かない
足元に咲く アカイ ツボミ
大輪の花 目を奪われる 君
傍らに咲く 朝顔
色 とりどりの花 咲かせたら
こちらを向いて くれますか
花火はすぐに 消えてしまう
そう 君は いう けれど
夜空の花に 気を取られると
君を見失いそうで
カランカラ
炭酸の 波
とりのこされた 丸いガラス
カラカラ カ
止んだ 下駄の音も
あなたの耳に 届かない
咲いた花に オチル シズク
大輪の花 目を奪われる 君
ひとり佇む 朝顔
左 手にその蔓を からませる
それだけのことが できなくて
ある夏の日に 君が植えた 種
光と水を くれるから
いともたやすく 育ってしまった
柱がないと 綺麗に 咲けない
夜には咲かない アサノ ハナ
大輪の花 目を奪われる 君
遅れて聴こえる 花の音
花 言葉を君に 伝えたい
あなたのために 咲く花
夜のアサガオ
朝顔 花言葉:はかない恋・悲しい思い出
浴衣を着て大股で歩こうとすると
裾がはだけてしまうので、小股で歩くことを強いられます。
下駄を素足で履いて数時間ほど歩くだけで簡単にまめができてしまいます。
相手がそれに気付いていなければ
2~3時間、小走りで追いかけ続けることになります。
あまりお祭りに連れて行ってもらえていない妹のために
「今日は妹の好きにさせよう。何もいわずに妹の後を付いて行こう」
と、決心して3時間後。両足合わせて7箇所の豆ができておりました。
そのときの記憶を変換させてできた詩です。いい思い出です。良い経験です。
一応、失恋の曲にのつもりだったのですが
書いている途中で可愛そうになり、曖昧な形にしております。
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