サメナイユメ
投稿日:2008/07/04 23:33:41 | 文字数:347文字 | 閲覧数:113 | カテゴリ:歌詞
僕の部屋から、庭に咲く白い花が見える。
君の姿を思い出すたび、僕はその花を見ていた。
(そっと窓を撫でる。そうすると、不思議と鼓動も止まる。)
永遠に覚めない眠りにつく君は、毎夜の如く月の光に照らされたように浮かび上がって、僕に悪い夢を見せた。
夜の森の中で、君の歌声が聞こえてきた。
どうしてだろう。庭に咲く白い花も森の木々のように揺れている。
(窓を破ったら、哀しさに涙が溢れた。)
永遠の眠りから覚めないままで、君はその月の美しさに囚われたように、やがて死んでいく僕のことも悪い夢だとしか思わないのだろう。
(僕は硝子を壊す勇気もなくて、ただただ涙を流す。)
君は無残な姿のまま、永遠の眠りから覚めようともせずに、無理やりに夢と割り切って月に何かを願っていたんだね。
それなら僕も永遠に覚めない眠りについて、君と一緒にありたいと願おう。
その願いが君に届くと信じて、僕は禁忌の白い花でさえ手折ってみせる。
それがたとえ、サメナイユメの中だとしても。
夢と夜と嘘の間
君の影も声もなくて
僕は庭の月の花を
白く咲いた花を見ていた
そっと硝子を撫でて
ずっと鼓動を止めて
永久の眠り 覚めてもいまだ
君の想い月に照らされ
浮かび上がり僕の元へと
悪い夢を届けに来てる
闇の中で森の中で
君の歌と声が響く
僕は庭の月の花が
かすか揺れたことを感じた
そっと硝子を壊し
きっと涙を流す
永久の眠り 覚めないままで
君はそこで月に囚われ
やがて朽ちる僕のことさえ
悪い夢と信じているの?
そっとそっと硝子を撫でて
ずっとずっと涙を流す…
永久に眠り 覚めようとせず
君は月に何を願うの
そんな姿晒したままで
ただの夢と割り切るつもり?
永久に眠る もう目覚めない
僕は君と共にありたい
いつかいつか君に届くと
白い花に手を伸ばしてる…
現在無期限停止中
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