少し増した 朝の光
窓辺の影 包み込んで
まだ冷たい 春の兆し
"おはよう"って 肩たたいた

長い冬に 待ち続けた
四角い窓 のぞきこんで
まだ見えない 春の色に
この声 飲みこんでた

冷たい空気 溶かしてく
かすかに聞こえる あの声に
"ずっと ここにいたから!"
"すぐに すぐに 会いにきて!"

流れる 流れる
今まで忘れてた この呼吸が 
"もっと 思い出したいから!"
溢れる 溢れる
届いたこの声と この気持ちが
ずっと
私のこと 伝えたかったから!

吹き抜けてく 窓辺の風
長い髪 通り抜けて
もう明るい 春の日差し
"まぶしいね"って 微笑んだ

暗い部屋で ひざ抱え 
小さくつぶやく あの頃は
"ずっと 信じてるよ?"
"きっと きっと 晴れるよね?"

輝く 輝く
あなたの想い 預けてほしいの
"ほら 歌声に乗せるから!"
煌めく 煌めく
私の歌声で 届けたいの
やっと
願いを 叶えてくれたから!

流れる 流れる
私に満ちてゆく この心が
"もっと 歌わせてほしいから!"
溢れる 溢れる
私に注がれた この言葉が
いま 
私に命をくれたから!

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【初音ミク】SHINY WIND【処女作】

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投稿日:2018/05/15 19:50:12

文字数:490文字

カテゴリ:歌詞

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