緑閃 拾参

投稿日:2009/10/15 18:53:18 | 文字数:1,409文字 | 閲覧数:79 | カテゴリ:小説

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ミク「ねえ・・・」
狂音「ん?」
ミク「真空剣術の、初式と次式って何が違うの?」
狂音「・・・訊かないで。」

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TEXT
 

「行くわよ・・・みんな!」
メイコが口を開く。
「えっ・・・でも・・・」
「でもじゃないでしょ!!!確かにこれはあの大戦の時と同じ量だけど・・・今は私たちもいるしミクもいる!!勝てないこともないはず・・・。」
「・・・そうだな・・・ここで色々言い合ったって、状況が良くなる訳じゃない。」
「よし・・・いくよっ!!!みんな!!」
メイコのかけ声により、11人が一斉にNOISの方へと向きなおる。

「ミク!!先頭お願い!!」
メイコが振り返りながら言う。
「任せて!」
ミクは一言言うと前へと進み出た。

そして目にもとまらぬ速さで剣を引き抜く。

NOISの集団の先頭が見事に切り裂かれたが、怯む様子など微塵もなかった。

「・・・まあいいか・・・よし。次はカイ・・・ってなにそのでかい銃!!」
「え?あ・・・これ?倉庫で拾った。」
「拾ったぁ?!・・・ったくあんたは何でも拾ってくるんだから・・・」
メイコは頭を抱える。
「めーちゃん・・・撃っていいの?」
「うん・・・いいよ・・・」


・・・ドォォォォォォォォォン!!

カイトが反動で吹っ飛ぶ。
メイコは目を丸くしていた。

「・・・よ、よし・・・前衛は吹っ飛んだみたいだから次は私たちが行くわよ・・・いい?絶対に背後を取られないで!」
そういうとメイコは駆けだした。
それに続いて次々と駆け出す。

「ちょっ・・・まっ・・・俺はぁ~?」
そういいながらデルも駆け出す。

ハクはテトを守ることになった。

カイトは少し手前から応戦していた。
ふと、カイトの視界の端から何かが飛び出した。
それは次の瞬間にはカイトの背後に回り込む。
その時、
「殿ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
という叫び声と共に後ろにいた者が切り裂かれる。
「御怪我はござらんか、殿!!」
「ああ・・・かくぽ、有り難う。それと・・・」
「それと・・・なんですか?」
「殿って呼ぶのヤメロ。」
「では・・・・若。」
「いや・・・そう言う事じゃなくて・・・」


その頃、リンとレンはNOISの大群の中心にいた。

「リン・・・これやばくね・・・?」
「・・・うん。」
「よし、こうしよう・・・リン!後ろ頼む!」
「わかった!」
2人は背中合わせで応戦する。



暫くすると、そこは散乱した機械の破片でいっぱいになった。
もう、動く者の姿は見あたらない。

「・・・・・・やった・・・勝った!!」
メイコは天に向かって両腕を伸ばした。
戦いに参加した者はぞろぞろとメイコの近くに集まった。
・・・その時、慌てた様子のテトの声がヘッドフォンに響く。
『皆さん!!今すぐそこから逃げて下さい!!
強力なNOIS反応が近づいています!!』

・・・・・・・ドガァァン!!
いきなり前方で凄まじい銃声が轟いた。
ミクは衝動的に”神速”を発動させた。



目の前の砂埃から大きな弾が飛び出す。
弾丸の進行方向には立ちつくすネルがいる。

<・・・大丈夫。あの弾は捉えられる。>
そう感じたミクは弾丸をつかもうと手を伸ばす。

ふと、時の流れが戻る。
・・・・・・時間だ。
弾丸はミクの手をすり抜け、直進する。



時間が、一瞬止まった気がした。














──────鈍い音。














立ちつくすカイトの足下に転がってきたのは、



壊れた、ヘッドフォンだった。
続く

時間を浪費してなにかをつくります。

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