悪ノ娘 Ⅰ【自己解釈】

投稿日:2012/02/19 16:47:38 | 文字数:852文字 | 閲覧数:1,998 | カテゴリ:小説 | 全2バージョン

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(以前の説明文は消滅しました)

【本家】
「悪ノ娘」:http://www.nicovideo.jp/watch/sm2916956
「悪ノ召使」:http://www.nicovideo.jp/watch/sm3133304

続き→明日書くよ

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TEXT
 

 十四年前。
 ひと組の双子がルシフェニア王国の王家に生まれた。
 その国は神が絶対的な権力を持っていて、その次に神職者、そして国王が『神の助言を聞く』形で政治を運営していく。
 そして、その神職者、神父は高らかに言った。
「この双子を、引き離せ。
 そして娘の方を王とするのだ」
と。




 そして、現在。
 ルシフェニア王国はかつての栄光を失っていた。
 多くの飢餓者、そして餓死。犯罪、活動しない軍に治安部隊。治安なんて存在しない、否。最早国として動いていない国。
 そして、その頂点に君臨していたのは、
 僅か齢十四の王女、リリアンヌだった。


≪悪ノ娘 Ⅰ【自己解釈】≫


「今日はリリアンヌの誕生日だね」
 リリアンヌが見晴塔の上から国を眺めていたところにひとりの召使が現れた。
「……アレン?
 あっ、そうだったっけ?」
「そうだよ。僕もだけど……。
 君の誕生日に隠れてしまうよ」
「フフ、そうね」
 リリアンヌは、笑って答えた。
「り、リリアンヌ様!」
 そんな会話をしているときに、ひとりの男が現れた。
 白い髪の男だ。リリアンヌとアレンはこの人間の名前を知らない。生まれた頃からこの人間は『大臣』と呼ばれ続け、大臣と呼ばれることに抵抗もなかったのだから。
「どうした?」
「お金が足りなくなりました……」
「どうして?
 もう収穫の時期でしょう?
 お金がたまらないわけないじゃない!!」
「ええ。そのはずだったのですが……。
 どうやら一か月前から雨が降らなかったのが原因らしく国民は飢えて苦しんでおります。
 このままではどうやら税は半分にも満たないと……」
「いいわ。それでもいいから、なんとか払わせて」
「……と、なると?」
「搾り取るのよ。軍を使って。
 愚民からはなんでも搾り取りなさい。
 そして逆らうものは粛清よ。
 城の広場でギロチンの刑にしなさい!」
「……かしこまりました」
 大臣は何も返さず、テンプレートのようにそれだけを返した。




つづく。

はじめまして。小説を書いている者です。


「ぱんなぎ」名義でオリジナル曲を制作しています。詳しくはこちら→http://www.nicovideo.jp/mylist/33072476

近況:歌詞を全部消しました。

現在、『QUEST V』というファンタジー小説を書いています。ぜひご覧ください。

相方さんとリレー小説『僕と彼女の不思議な日常』書いてました。タグ検索には『【リレー】僕と彼女の不思議な日常』を入力してみてください。

僕と彼女の不思議な日常は漫画化しています。pixivにてご覧ください。(投稿時に宣伝イラストを投稿します。)

そして、今は『僕と彼女の不思議な夏休み』を書いています。タグ検索には『【リレー】僕と彼女の不思議な夏休み』を入力してみてください。

今書いているもの→http://piapro.jp/t/nYtT

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