鈴虫の文

投稿日:2013/02/09 21:00:10 | 文字数:571文字 | 閲覧数:136 | カテゴリ:歌詞 | 全2バージョン

ライセンス:

「告白は手遅れになる前に」みたいな歌詞。
前verにひらがな版あります。


応募先の曲がドラマチックな印象を受けたので、それに合わせて書いてみました。
しきさんの和風曲(http://piapro.jp/t/lcaj)に応募致しました。

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TEXT
 

鈴虫鳴いて 恋い侘しき
薄墨の宵 月は奥へ
色出でけりと 笑え笑え
所詮叶わぬ身


「艶やか優雅の君 華より美しく」
綴り 又 引き裂いて
続く 眠らず夜

飽きいたし 呆れ果て 文机 汚して
終ぞ 日の目を見ずに
脇へ押しやった

響く虫の音 揺らぐ琴線
言の葉だけ厭わしい
書き連ねても

墨擦りつけて 想いの丈
徒にただ 破れかぶれ
鬼の居ぬ間に 急げ急げ
盗まれる前に

筆を休めて 仰ぎ見れば
薄墨の宵 月はすでに
からから回り 笑え笑え
所詮 叶わぬ身


鮮やか優美の笑み 眼に焼きつきて
募り 又 千々乱れ
続く 眠れず夜

「ああ恋し 愛おしい」 童に劣る言
終ぞ 憎らしくなる
けども溢れては

響く虫の音 揺らぐ穂の先
言の葉だけ厭わしい
霞に溶ける

墨擦りつけて 想いの丈
苛立ちまじり 破れかぶれ
鬼にもなれば 楽か そうか
壊れゆく前に

硯を収め 仰ぎ見れば
薄墨の宵 狂は覚めて
からから回り 笑え笑え
所詮叶わぬ身


鈴虫鳴いて 何ぞ悲し
あの月ほども 届かまいに
いいや 我が声 伝うよりも
ただ愛鳴かんと


盗人よりも 悪鬼よりも
小さき虫の 健気なるや
ならばこの身を 嗄らし嗄らし
一言ばかりを

墨擦りつけて 想いの丈 
届かならねど せめて濃くと
酔狂なりと 嗤え嗤え
「然様ならばこそ」

好きな時に思いついたものを好きなだけ。ちょっといいかも、なんて思っていただければ幸い。ご使用の際はメッセージください。

マイリス→http://www.nicovideo.jp/mylist/21512065
ツイッター→http://twitter.com/#!/takatuki_sk

※プロフ画は新未鈴夏様(http://piapro.jp/t/jhV-)に描いて頂きました。ありがとうございました!

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