モルモットと神様‐モルモット3‐

投稿日:2012/08/27 11:26:24 | 文字数:1,480文字 | 閲覧数:283 | カテゴリ:小説

ライセンス:

モルモル編完結!

書いてて泣きそうになった…
書き終わったあともしばらくモルモルモルモル言ってました、姉音さんです!!

なんか雑になった気が…ゲフンゲフン…神様!神様!

お次は神様Sideの泥棒と警備員ですよ!!
警備員モルモルかっけえ!

ハンカチ必須な本家様↓

モルモットと傭兵
http://sp.nicovideo.jp/watch/sm17765900

泥棒と警備員
http://sp.nicovideo.jp/watch/sm18122648

結構自信作だったりする…グッbb

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TEXT
 

また今日が来る。
モルモットの生活にももう慣れてしまった。

ここから出られるかどうかなんてわからない。
わかるのは今日も実験体としての生活だという事だけ。


もし、ここから出れたら、かくれんぼしたいなぁ…

ここから出ることが出来るなら。


《モルモットと神様‐モルモット3‐》


いつもと変わらない実験だらけの日だった。


けど、
それは、夜の23時ぐらいに起こった。



寝る前のおしゃべりでジェシカが、

「ねえ、なんで私達はここに来たの?私達は何の為にここにいるの?」

ふとそんなことを口にした。

「そんなの…わかんないよ…」

メアリーが当たり前のことを言う。

目的も、ここに来る前の記憶もないまま僕らはモルモットだった。

僕は真実を知っている。
今はそれを言う時だ。

「それはね…」

僕はゆっくりと語り出す。
別の部屋に移動する時に聞こえた研究者たちの会話と、僅かな記憶を集めて出した結論。

僕らは戦争の兵器開発の為のモルモットだということ。

ここに来たのは生まれて間もない頃、自分の家を敵国に襲撃され、そのまま連れ去られたこと。

家族はもういないこと。


「そんな…うそ…」


僕が全てを話し終えるとジェシカは信じられない表情で否定の言葉を呟き、メアリーは魂が抜けたように静かになっていた。

二人とも僕のTシャツの裾をしっかり握っていた。

「きっと、神様が来るよ」

僕がそう言うと二人とも安心したようにTシャツから手を離した。


しばらくの沈黙。
その時、ふっと部屋の電気が消えた。

部屋の外の廊下の電気も消えている。

どこからか焦った研究者の焦った声や怒鳴り声が微かに聞こえてくる。

耳をすませると少しだけその会話が聞きとれた。

『生命装置が全停止した…!?』

どうやらそういうことらしい。

緊急事態の中、この部屋ではジェシカやメアリーはガタガタ震えている。
先程離した手が再び僕のTシャツを掴む。

僕はただ何かをじっと待つように目を凝らした。


瞬間、遠くで響く、懐かしい雑音と火薬の匂い。
嗚呼この音は確か、僕の家が襲撃された時の――

「嫌嫌だ…こわいよ…」

隣からは怯えたメアリーのか細い声がする。

「何、何なの…嫌だよおお…!」

反対側からはジェシカの叫び声。



別の研究者の声が聞こえる。

『すぐそこまで敵が近付いている』


一昨日、3人で話した壁に描かれた絵が崩れた。

煙で見えなかった本物の世界の景色がだんだん見えてくる。

モルモットの僕らの希望。



新鮮な空気と、温かい光がすぐそこに、ある。


信じられない。こんなことが起こるなんて。
僕らはまるで打ち合わせでもしていたかのようにぽつぽつと呟いた。

「いーの、いいの?」

最初にJE4、

「本物の酸素肺に入れちゃっていいの?」

次にME1、

「いーの?いいの?」

次に僕、


人の足音が聞こえた。


「レーザー線…」

再びジェシカ、

「じゃない光…」

メアリー、

「浴びちゃって、」

僕、



「「「いいの…?」」」


最後に皆。



その人は、僕らに気付いた。
驚いたような顔をした後、にっこり微笑んで、こう言った。


「いいんだよ。お前らは――



――人間だ」



涙が出た。
初めて人間だと言われた。


僕は前にジェシカが言っていた言葉を思い出していた。

『きっと私達もこの絵本みたいに神様が助けに来てくれるよね!』





神様は、いた。

<原音設定依頼と色々受付中>

最初に:
おはこんばんちわ!姉音香凛(あね かりん)と申します!

投稿作品:
音楽→GUMIさんNative、MIZKIさん、勇馬くん、UTAUさんでカバー。
小説→解釈小説中心。たまにオリジナルとか。

アイコン:友達のゆな(http://piapro.jp/reia_rettyi)に描いてもらいました!ありがとうございます!

自己紹介:
ボカロは全員好き。特にクリプトンズ、GUMIさんが!
歌い手さんとか、電撃文庫とか、サンホラとかも。

出来ること:
MIX→VOCALOID、UTAUカバー
調声→UTAUの調声。音源問わず。依頼はピアプロのメッセージで。
動画→カバーマイリスト参照。依頼はピアプロで。
原音設定→かじった程度ですが出来ます。姉音ウトがサンプルです。

その他:
姉音が投稿した曲を動画などに使用する場合は必ず連絡をして、クレジットに「姉音(わおんP)」と表記をお願いします。
22時にPC閉じるので夜はそれ以降は連絡出来ないです。

中傷、荒らし以外なら、タグ編集ご自由にどうぞ!

メッセージ、ブクマ、フォローしてくださってる方ありがとうございます!

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