禁忌
投稿日:2017/07/09 19:04:14 | 文字数:557文字 | 閲覧数:486 | カテゴリ:歌詞
A
穢れた両手で 掬い上げた月夜は
少しも変わらず ただそこにあるだけで
偽り 幻 それでもいい わかってる
綺麗なものには 触れられない
B
可哀想なのは誰? 寂しげな眼差しが揺れる
突き刺さる言葉なら ごめんねなんていらない
やけに冷たい 心の記憶
通り過ぎた傷跡はまだ
S
誓いのような 祈りのような
君の声が 染み込む空
涙声が 零れ落ちて
光を 滲ませていく
可哀想で 愛おしくて
触れたい 抱きたい
こんな僕は 消えたらいい
言ってよ 言ってよ
A
砕けた心を 掻き集め見つめては
悲しい温度の 体に爪を立てる
どうして どうして 届かないと 知りながら
笑顔をくれるの こんな僕に
B
ひとりで歩いていく 優しさも虚しさも知らず
何も傷つけないで 生きられる人生なら
君に触れても 許せたはずさ
たとえそれが僕の指でも
S
終わりのような 始まりだね
君の声は 震えていた
戻れないよ それでいいよ
光が 遠ざかってく
笑う君に 縋りついた
死にたい 消えたい
こんな僕は もういらない
言ってよ 言ってよ
S
誓いのような 祈りのような
君の歌が 響いた空
キスの雨が 僕に触れた
瞬間 全てが終わる
痛みだけの 最後だった
それでも それでも
こんな僕を 愛してると
言ってよ 言ってよ
-
てのひらにキスを
A
君は許すことを愛だと言った
僕は愛してるからこそ許せなかった
正しさが怖かった
優しさが憎かった
てのひらにキスを
-
愛しい雫
A
君の目が閉じて開かないことを
僕は少しも知らずにいたんだ
僕をバカだと思うなら
起き上がって笑っておくれよ
愛しい雫
-
輝いた一瞬の
A
ただそばにいてほしくて
何度も嘘を重ねては
遠ざかった あなたとの距離をずっと
見つめていた あの頃
輝いた一瞬の
-
もう戻りはしないけれど、それでも
A
どうして涙が出るの?
こんなに胸が苦しいの?
全てを捨ててまで
あんなに願った あんなに愛した
もう戻りはしないけれど、それでも
-
胸を張って、前を向いて
S
胸を張って 前を向いて
落ちた涙 拭いもせず
傷ついても 傷つけても
明日会える 光を待つ
胸を張って、前を向いて
-
君が見えるよ
真っ白な世界だった
触れたものは灰になり
花は咲く前に綻んでいく
真っ新な世界だった
記憶の果てには眠る君の顔
君が見えるよ
-
たったひとつの幸せでした
あなたのためではないのです
あなたのためではないのです
最初から何ひとつ
私はあなたを愛してなどいなかった
私をひどいやつだとお思いですか
たったひとつの幸せでした
-
♪ただ、愛していた
A
そっと肩を寄せ合う 微睡み
「ずっと君を見ていた」 笑うあなたが消える
B
きっと忘れられない 温もり
♪ただ、愛していた
-
君の形をしている
A
いやに小さな足音がする
潜めた声で名前を呼んでも
振り返ることはもうできないのに
どうしても諦めきれない
君の形をしている
-
願ったのは
A
そうじゃない そうじゃないんだ
くそったれな世の中だって
理不尽で残酷なだけの結末を
僕は救おうともしなかった
願ったのは
エブリスタ 小説「愛をうたにして」
https://estar.jp/users/105143114/novels
歌詞をまとめてます。
趣味で作詞をやらせていただいております。ナツキと申します。
曲募集は一応しておりますが、どちらかと言うとこちらが詞を提供する、使っていただく、という形になるかと思います。こちらから作曲について何かを指定することはいたしませんが、質問や歌詞の改変などは随時受けつけております。もし使いたいという方がいらっしゃれば、お気軽にお声掛けください。
※「曲募集中」のタグがついている作品に限ります。
※歌詞の提供は無償です。
※作曲希望の方にメッセージをいただいた時点で募集を締め切らせていただいておりますので、できるだけ事前にご連絡くださると嬉しいです。この際、途中で取りやめていただいても大丈夫です。
それでは、よろしくお願いいたします。
2012年3月作詞活動開始
2016年3月ピアプロ登録