桜の日記

投稿日:2014/02/05 11:41:53 | 文字数:802文字 | 閲覧数:99 | カテゴリ:歌詞

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TEXT
 


初恋って名前ばっかり
華やかで眩しいけれど
本当にそうなのかって
空を見上げて 頬杖をついた

新しい制服を着て
リボンを揺らしながら
帰ったあの道に 君は居た

今にも消えそうな 儚い君の輪郭
思わず手を伸ばして掴んだ私に
君は驚いて 本を落としたよね

どうしようもなく気になった
桜の木を見上げていた君の横顔が
淋しそうだったから

次の日に 君はクラスに転校して来て
私の顔を見て微笑んだ
なんだ 笑えるじゃん
私はVサインを君に見せつけた

君と過ごす毎日は楽しくて
休日も一緒によく出掛けた
クラスの皆に冷やかされちゃったけど
でも私は気にしなかった
だって それでもいいと思ったから

君と桜の木を見上げる
あっという間だったねって
私は君に一歩近づいた
そうだね
君はそっと私の小指に
自分の小指を絡めて笑う

言おうかな
言えないかな

この距離も心地よかった
でもそれ以上になりたくて
明日言うね なんて
急に恥ずかしくなって
私は君に背を向けた

夢を見た
桜の木の下で 君と寝転んで空を見る
暖かな風が私達を包んだ
ありがとう
君がそんなことを言った
まるで見透かされているようで
この胸の音も聞こえているのかな

次の日に君は来なかった
その次の日も その次の次の日も
桜の木の下で私は待っていたけれど

ずっと君は私に隠していたんだね
もうすぐこうなる事を
初めて見た君のぼやけた輪郭と
桜の花びらが重なった

絡めた小指の感覚が
忘れられなくて
まるで隣にいるようで
私は君に言えなかった想いを
たくさん たくさん
その数だけ雫を落とした

今はもう思い出の中
今年も満開の桜の木の下で
私は君が残した この風景を見上げる

周りが話しているみたいに
華やかで眩しいものではないけれど

私の胸に 君はいる
だから来年もまた この桜を見に来よう

これが、私の初恋でした

セキトと読みます。
恋愛中心に詩を綴っています。

もし何かに使って頂けるのでしたら、お手数ではありますが事後報告で構いませんのでお知らせいただけると嬉しいです。

改変については原型が分かる範囲でしたら変更、添削して頂いて構いません。(一人称や文末、語呂合わせや言い回しなど)

よろしくお願いいたします。

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