きらりと零れ行く、儚き六ノ花
どうか、今は消えないで
夜が巡るまで
遠く見る山 白く
空は 薄く濁って
窓の外に見えるは
世界を染める花
遠く離れたものを
手繰り寄せようとして
二度と戻らぬことに
否応無く気付いて
ひらひらと それは舞い落ちて
刹那、消えて逝く
--その様は、一人佇む、私の「今」に似て。
きらりと零れ行く、儚き六ノ花
どうか、今は消えないで
この手に残って
近く触れ合うものの
暖かさに甘えて
今は戻らぬ夢に
涙さえも枯れ果て
くるくると それは舞い落ちて
刹那、融けてゆく
--その様は、春に怯える、私の「今」に似て。
きらりと零れ行く、儚き六ノ花
どうか、せめて、今だけは
私を包んで
春の陽が連れ行く
明るい温もりは
貴方の腕の冷たさを
忘れさせるから
きらりと零れ行く、儚き六ノ花
どうか、どうか、もう一度
この手に残って
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