玩具屋カイくんの販売日誌(220) 不思議が、出ちゃった?

投稿日:2013/12/23 16:38:34 | 文字数:958文字 | 閲覧数:83 | カテゴリ:小説

ライセンス:

役者が集まります。謎が深まるか?謎が解けるでしょうか?

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

「あ、こんにちは、白堰嶺さん。どうしたんですか」
ニコビレの廊下で、足を止めて、紙魚子さんはレイムさんに言った。

「いま、ちょっと仕事で使う材料を、買いに行こうと思って」
「あ、お忙しいんですか」
ちょっと残念そうに、レイムさんは言った。

「いえ、そんなに急いでるわけじゃ…。何ですか?」
「はい、いま、ちょっとテトさんたちとお話していて」

そう言われると、紙魚子さんは、明るい表情になって、部屋の中をのぞきこんだ。
「あ、テトさん、お久しぶりです」
言われて、テトさんも挨拶を返す。
「あ、こんにちは!この間はどうも!」

「ねえねえ、紙魚子さん、もしお時間があったら、ちょっとお話ししていきません?」

レイムさんは、なかば引っ張り込むようにして、「レイム&パム」の部屋の中に、紙魚子さんを入れてしまった。


●オカルトの話を…?

ちょっと戸惑うように、彼女はテトさんとりりィさんの前に座った。
レイムさんが言う。
「あ、ご紹介しますね。こちら“星を売る店・上海屋”の店長さん、りりィさんです」

「はじめまして」
「どうも、はじめまして、兎論 紙魚子です」
挨拶をして、2人はしばらくお互いを見つめている。

ちょっと変わった雰囲気が、部屋の中に流れ始めた。

その空気を破るように、明るい無邪気な、レイムさんの声がはずむ。
「あのね、紙魚子さん。今日はね、テトさんが、お人形のことで、私にオカルトの話をしてほしいんですって」
「いえ、あの、その」
“オカルトの話だけではなく…”と言おうとして、テトさんは決まり悪そうにした。

「あ、そうですか。面白そうですね」
とくに驚いた様子もなく、紙魚子さんは落ち着いて言った。

その様子を見て、りりィさんは思った。
“この人、ただものではないわ。この落ち着き具合とか”


●そこに出ちゃったの?

そんな気持ちを知ってか知らずか、レイムさんは無邪気に続ける。
「あのね、紙魚子さん。こちらにいらっしゃるテトさんの、新しい製品。どうも“不思議”がとりついたらしいの」

紙魚子さんは、ニコッと笑いながら言った。
「あ、この間、ちょっと見せてもらったお人形ね。そこに、出ちゃったのかしら」

テトさんは思った。
「で、出ちゃった、…て、何が?」(゜o゜;)

雑貨の仕事をしてます。
キャラクター雑貨がらみで、キャラクターも好きです。

音楽も好きですが、好きな曲の初音ミクバージョンを聴いて感心!
ボーカロイドを聴くようになりました。

機会があれば、いろいろ投稿したいと思ってます。
宜しくお願いします。

twitter http://twitter.com/tamaonion

もっと見る

作品へのコメント1

ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!

新規登録|ログイン
  • userIcon

    ご意見・感想

    こんにちは!

    やっぱり、出ちゃいましたか~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?

    テト・ドールの方、こちらは本当のオカルト、になっちゃった・・・・のかも?

    ではでは~?

    2014/01/30 14:47:17 From  enarin

  • userIcon

    メッセージのお返し

    enarinさん、感想を有難うございます!

    >やっぱり、出ちゃいましたか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?

    ですね(笑)

    でも、ちょっと不思議が普通の日常にあることが、いちばん怖いのかもしれませんね。
    セカイ系とか、大きな謎より、ドラえもんとかの方が、実は怖かったりして(笑)

    また、メッセージを下さいね!
    それでは、また!

    2014/02/02 20:29:09 tamaonion

オススメ作品10/25

もっと見る

▲TOP