【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 1【自己解釈】
投稿日:2012/02/19 14:41:28 | 文字数:931文字 | 閲覧数:19,028 | カテゴリ:小説
懲りもせずにシリーズを増やして他のやつを放置してます。
一応書いてますよ。
あと、この小説の中ではレンは「女」です。
一応「レンカ」と表記します。
でもレンです。
女形ですからね、女の子設定ですからね。
本家様 http://www.nicovideo.jp/watch/sm16321602
気が狂ってしまいそうな程に、僕らは君を愛し、君は僕らを愛した。
その全てはIMITATION,偽りだ。
そしてこれは禁断。
僕らは、彼女を愛してはいけなかった。
また、彼女も僕らを愛してはいけなかった。
この心も日々も、全て偽りだ。
そんな偽りはいらない。
だったら、壊してしまえばいい。
『すっとキミに言えなかったことがあるの』
かすかに彼女の声が聞こえた。
でも、もうすぐ聞こえなくなるのだろう。
『ずっと…キミに言いたかった…』
感覚は麻痺していく。
遠くなる意識。
溢れる想いと真実は、全て黒で塗りつぶしてしまおう…
<<背徳の記憶~The Lost Memory~>>
「いけない、濡れてしまう」
いきなり降り出した雨。
傘を持っていなかったので、俺はしかたなく近くの建物へ歩き出す。
「これじゃあ、帰れそうにないな…」
何しろ、この土砂降りの雨だ。
このまま走って帰れば、間違いなく風邪をひくだろう。
それはそれで嫌なので仕方ない。
この建物で雨宿りをさせてもらおう。
インターホンはないのか。
あ、あった。
押してみる。
「はい?」
鳴った瞬間に誰か出てきた。
早えよ出てくるの。
反応速すぎて驚いたよ。
その出てきた人物の姿に、俺はもっと驚いた。
少女だ。
黄色い髪で、頭に黒いリボン。
左目のあたりには火傷の痕がある。
両手と胸のあたりにはバラのリボン。
そして黒いリボンとは反対に、全身…というか服が白だった。
雨に濡れたら透ける素材でできているのだろうか。
もちろんスカート以外。
そして――その表情からは、感情が読みとれなかった。
ただこちらを、無表情でじっと見つめていた。
「あ、あの…雨が降ってきたので、やむまで雨宿りを…させていただけないでしょうか?」
俺より小さな少女は、しばらく俺の顔を見つめていた。
なんか俺の顔についているのか、と思っていると少女は口を開いた。
「…いいよ」
「……え?」
「中、入って」
少女はそう言った後、振り返って建物の中へ入っていった。
とりあえず、俺はあとを追う。
「お…お邪魔します」
作品へのコメント1
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ご意見・感想
きゃあああああああああ!!!!!(((←
レンかわいいよレン。ステキすぐるy((斬
ブクマ頂きます!hshsしながr((殴殴殴2012/02/20 15:56:15 From 雪りんご*イン率低下
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コメントのお返し
テンション上がり注意報が発r(((((
レンあまり出てきてないという←
Fate:Rebirthが挫折(二回目)したので、前から書きたかったこちらを書きました。
仕事増えすぎて絶賛修羅場中^q^
良い子も悪い子も真似するn(((
ブクマ感謝です!
そしてhshsしn(((((((2012/02/20 17:48:11
ゆるりー
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【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 2【自己解釈】
少女の後を追って建物の中に入ると、そこはまるでどこかの屋敷のようだった。
「ひ、広い…」
「…そう?普通ですよ」
「え…」
「むしろ…けっこう前に住んでた家に比べると…狭いほうです」
【VanaN'Ice】背徳の記憶~The Lost Memory~ 2【自己解釈】
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【リクエスト】粘着系男子の15年ネチネチ【自己解釈】
「…よし、今日はこんなもんかな」
僕はペンを机の上に置く。
今日も、満足のいくものが出来上がった。
封筒に入れて宛先を書き、切手を貼る。
そして近くの郵便ポストに投かん。
【リクエスト】粘着系男子の15年ネチネチ【自己解釈】
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13943号室 2【自己解釈】
「おい」
部屋の外を見張っていた看守が、もう一人の看守に話しかける。
「なんだよ」
「いや…なんか、聞こえないか?」
「この部屋からか?」
13943号室 2【自己解釈】
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星のとなりの空け者【自己解釈】
あなたは、彦星と織姫のお話を知っていますか?
神様に嫌われてしまった二人は、天の川を挟んで一人と一人。
二人は一年に一度、七夕の夜にだけ会うことを許されたのでした。
しかし、それも晴れた時だけ。
神様はやはり二人を嫌っているようで、七夕の夜に必ず雨を降らせます。
星のとなりの空け者【自己解釈】
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【人柱アリス】new alice world【二次創作】
「そうだ…僕の中に、人間を迷いこませればいいんだ」
僕は消えたくない。
僕は考えた結果、答えを見つけ出した。
「そして…世界を、つくらせればいい」
そう思った‘夢’――もとい僕は、さっそくおもしろそうな人間を探しだした。
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13943号室 4【自己解釈】
*前回までのあらすじ*
悪魔は去った。
「で?どうすんの?」
深刻な顔でレンがカイトに言う。
っていうか、もう慣れそうだよ一文あらすじ。
13943号室 4【自己解釈】
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【七つの大罪】ヴェノさんと悪戯の内容【二次創作】
「踊ろうよ、このハーレムで」
屋敷に訪れた女性に手を差し伸べ、決まり文句のように告げる。
そんなことを言っていた時期が、俺にもありました。
幼い頃の俺を、周りの奴らはあざ笑った。
俺は何もしていないのに、奴らは暴行を加える。
【七つの大罪】ヴェノさんと悪戯の内容【二次創作】
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Crazy ∞ nighT【自己解釈】
彼女たちは物語を作る。その【エンドロール】が褪せるまで、永遠に。
暗闇に響くカーテンコール。
やむことのない、観客達の喝采。
それらの音を、もっともっと響かせてほしいと願う。それこそ、永遠に。
しかし、それは永久に続くことはなく、開演ブザーが鳴り響く。
Crazy ∞ nighT【自己解釈】
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【ヴェノマニア公の狂気】僕の宿敵がこんなにカワイイはずがない【原曲者に謝れ】
こんにちはー、サテリアジス=ヴェノマニアでぇーす。
えっと今回は雪……なんだっけ? まぁいいや。
とにかくそいつに呼ばれたから、次元と時空の壁越えてわざわざやってきたんだが……お?
「サティ~!」
「グミナ!? なんでこんなところに!?」
【ヴェノマニア公の狂気】僕の宿敵がこんなにカワイイはずがない【原曲者に謝れ】
のほほんと生きる物書きです。
ギャグから真面目なものまでいろんなジャンルの小説を書いています。
…のはずが、最近はがくルカを書くことが多いです。
IN率低いです。
マイページ以外では「かなりあ荘」というコラボに出現します。
全体的にgdgdなものが多いです。
小説は、自己解釈もオリジナルもやってます。
だいたいはその場のノリで書いてます。