月明かりを背に受け
僕らの影が伸びてく
こっそりと忍び込んだ校庭

夏休みに使いそびれた
花火をして
はしゃいだね

声が枯れるまで
笑いあったな

一緒にいるのが
当たり前だったのに

来年の今頃は
どこにいるのかな?

こんなときがずっと
続けばいいなと思っていた

まだ見ぬ未来
そんなこと
僕にはどうでも良かった

どんなときもずっと
誰かがそばにいてくれたんだ
オトナになんかなりたくない



気づけば置いてきぼり
みんなは進む道を決め、
それに向かって歩き出していた


「お前は何になりたいの?」

真剣にキミが訊ねる
声に出せそうで、また飲み込む

昔から歌うのが好きだった、と
ボヤいたらキミが微笑んでくれた

こんなときがずっと
続けばいいなと思っていた

まだ見ぬ未来
そんなこと
僕にはどうでも良かった

でもキミがかけてくれた
「応援するよ」って言葉


僕の中で何かが
動いた気がしたんだ

恥ずかしくて隠してきたけど
やっぱり歌いたいんだ


好きだけじゃ駄目だってこと
わかっているけど
やりたい事
向かいたい未知
こうして見つけたんだ!



まずは
やってみるよ!
ゴールは見えないけれど
一人なんかじゃないから

こんなときがずっと
続けばいいなと思っていた

まだ見ぬ未来
そんなこと
どうでも良かったはずなのに
ちゃんと
ワクワクすることを見つけられたじゃないか

出遅れたけど
今みんなに ほら 追いついたよ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

【オリジナル】僕が夢を見つけた日

高校3年生の男の子が進路に迷い、悩み、やりたいことが見つからない中、
友人たちはどんどんと進路決定していく。

そんな中、親友が

「お前は何になりたいの?」

と問いかける。
恥ずかしくて堂々と言えるはずもなく、小声でぼそっと呟いた言葉に…。

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投稿日:2020/09/08 14:04:47

文字数:629文字

カテゴリ:歌詞

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