冬の街 雪の中
会ってしまう 二人

季節の向こうから来た君の
細く震える肩を抱き
固めの髪に顔を埋め
馨る若木の匂い

まだ馴れ初めしその瞳
うつろげに俺を見つめる
道ならぬ道と知っていても
君に 堕ちて しまう

今静かに咲く 春銀杏
派手な花実は 付けずとも
俺は 俺は 離したくない
----
季節の向こうから来た僕を
強く確かな腕に抱き
固き胸に顔を埋め
馨る青葉の匂い

恋を知りたるその瞳
しっかりと僕を見すえる
道ならぬ道と知っていても
貴方に 堕ちて しまう

今静かに咲く 春銀杏
派手な花実は 付けずとも
僕は 僕は 離れたくない
----
季節を越えて来た二人
互いの心抱き留めて
二人の想いただ埋め
馨る季節の匂い

野次馬な周りの瞳
茫然と二人見すえる
道ならぬ道と知っていても
恋に 堕ちて しまう

今静かに咲く 春銀杏
派手な花実は 付けずとも
二度と 二度と 離れたくない

今静かに咲く 春銀杏
派手な花実は 付けずとも
俺は(僕は) 僕は(俺は) 離れたくない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

春銀杏

恋してはいけない相手に恋をしてしまった、という詩です。

閲覧数:299

投稿日:2008/03/13 22:23:56

文字数:450文字

カテゴリ:その他

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  • 碧海吟遊

    碧海吟遊

    使わせてもらいました

    曲にたいして歌詞の韻の合わないところを修正して以下にあげています

    【カイトレン】春銀杏~二輪雄花物語【オリジナル】
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm2991277

    2008/04/14 09:56:58

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