玩具屋カイくんの販売日誌(225) 2つの新製品

投稿日:2014/02/09 20:58:30 | 文字数:1,003文字 | 閲覧数:47 | カテゴリ:小説

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新商品を売り出すとき、“話題”があると、好調なスタートが切れるものですが。

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幕張メッセで開かれている、「ワンダーランド・ショウ」の会場で。

「ハミングス」のブースでは、リンちゃんを囲んでの、大騒ぎになっている。

その騒ぎの輪からそっと逃れて、ホールを抜け出し、通路のベンチに座ってホッと一息ついたのは、駿河ちゃんだった。

「フー、おっかけ君たちのパワーは、すげぇや」
彼女はつぶやくと、カバンから小型ノートPCを取り出し、文章を打ち始めた。
彼女はインターネット新聞の記者さんなのだ。

ひとしきり、ショウの様子や速報を打ち、会社に送信し、フゥとため息をつく。
そして、デジカメでさっき撮った「リンリン・はっちゅーね」の画像に見入った。


●リンちゃん人気の相乗効果!

「ウン、でもさすがに、可愛くできてるよ、この新商品。さすがは、ハミングスだな」
画像では、ブースの前で、リンちゃんが「リンリン・はっちゅーね」を持って、嬉しそうにポーズを取っている。

駿河ちゃんは考えた。
「でも、見たところだと、リンちゃんの人気との相乗効果で、あの商品をアピールするらしいナ。あんまり、“仕掛け”や“ギミック”は、用意しないみたい」

彼女はカメラの画面を閉じて、思いを巡らせた。
「この前の“はっちゅーね”では、しゃべったりする“不思議”感覚が、話題になったけどね」

駿河ちゃんは腕組みをした。
「まあ、あれは霧雨ねえさんと私が、仕組んだことでもあったけどさ。でも、ホントに不思議な雰囲気もあったもんなあ、この前のヤツでは」


●話題を生み出す場所!?

さて、いま駿河ちゃんがイベントで撮影していた、ハミングスの新製品と、同じ時期に発売されるのが、「テト・ドール・ナチュラル」だ。

さきほど、その作者のテトさんと、そして、訪れていたニコビレのみんなと別れて、りりィさんが一人で帰路に着いていた。

りりィさんは歩きながら、考えた。
「ふぅん。さっきの『ニコビレ』に、『月光企画』というのが出入りしてて、それが今回の“テト・ドール”に乗り移った? “霊力が”?」

彼女は、首をかしげた。
「この前には、ニコビレで作られた“はっちゅーね”が、不思議な人形だというウワサが出たし。でもそれは霧雨さんたちの、イタズラでもあったわけだけどね…」

彼女は、ニガ笑いをした。
「何にしても、ニコビレに関わる商品は、なにかしら話題を作り出す、そんなイメージがあるわ」"o(-_-;*)

雑貨の仕事をしてます。
キャラクター雑貨がらみで、キャラクターも好きです。

音楽も好きですが、好きな曲の初音ミクバージョンを聴いて感心!
ボーカロイドを聴くようになりました。

機会があれば、いろいろ投稿したいと思ってます。
宜しくお願いします。

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作品へのコメント1

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    ご意見・感想

    今晩は♪ 続き、拝読させていただきました。

    そうですよね、リンちゃんが、その人形を持って、ニパッてやったら、相乗効果ですよね。

    ネット新聞の記者さんは、まさに”行動力”がないと話にならないので、駿河ちゃん、大変そうですね。

    それとはっちゅーねさんの仕掛け、やはり一枚かんでいましたか…あなどれないなぁ

    それと、リンリン~の方も、今のところ仕掛けはないようですが、果たして?

    ではでは~♪

    2014/05/28 22:06:53 From  enarin

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    メッセージのお返し

    enarinさん、感想を有難うございます。

    さいきんはネットの記事専門の記者さんも増えてるみたいで。
    時代の移りかわりを感じますね。

    そういえば、ちょっと前に、日本でやってた海外(アジア)企業の主催の展示会に行きました。受付の区分けが「プレス」でなく「メディア」となっていたのが、印象に残ってます。

    記者の区別は、もはやプレス(印刷)でなく、メディア(媒体)というわけですね。

    雑貨の仕事柄、感じますが、この話の駿河ちゃんみたいな、ネットの記者って、ほんとに女性が多いみたいですネ。
    女性が強い時代になったようです(笑)

    また、感想を聞かせてくださいね。
    では、また。

    2014/06/01 21:47:30 tamaonion

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