ボクラノイタミワケ

投稿日:2021/11/26 21:48:25 | 文字数:1,159文字 | 閲覧数:25 | カテゴリ:歌詞

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どんなに朝焼けを信じていても
夕焼けを見られるわけじゃない
星空に身を委ねていても
海原に気持ちは届かない


サファリパークの猛獣みたいに
安全な場所から眺めていたいの?
引きちぎる皮と肉の軋む音を
手を叩いて笑ってても次は君だ

似つかわしくない王冠をぶら下げて
相応しくない命令を下したって
手下は何一つ聞いちゃいないよ
王様の身にはロバのシミ

頭が良くなった気がするお茶をどうぞ
心が良くなった気がする名札をどうぞ
正装も普段着も素っ裸だって中身は一緒
座れば低いし転べば痛い

感情に限界があるなら見せてごらんよ
確かなものはなにひとつわからないのに
感覚が正常なら証明してみせてよ
失ったものがなんなのかわからないのに


切り売りされた退屈の対価は君の時間
量り売りされた監獄の売価は君の美観


網にかかった獲物は良く見ればあなただ
まとわりついて泣きながら許しを請う
山吹色スイーツ袖の下に忍ばせて
そんな夢ばかり見ていたら目から鱗が

弦のないギター掻き鳴らしてたって
歌も口パクならきっと騒音問題も解決
主役はいつだって自分の頭の中で
現実を弁えてマイクを離さないで

例えば世界一高い山に登った人と
宇宙から帰ってくる人がすれ違っても
入れ替わった立場を自慢するわけじゃない
月があくびしながら知らんふりしてるさ

印象が正確と言うなら聞かせてごらんよ
まともなものはなにひとつ知らないのに
視覚が正常なら透明に見えるの?
見えてるものが共有できるか不明なのに


ばら売りされた内臓の等価は君の約束
投げ売りされた禁則の業火は君の遺物


もしかしたら世界は鏡だけで出来てるって
少し見え方が違うだけで誰しも別人の君
どこまで逃げても本物は全員偽物は一人
役立たずの証明書を投げたら花火になった

朝日か夕暮れか山火事か分からないから
消化してって海に頼み込んでみたら
頭を冷やせって波をかぶらされたり
少しして私の体が高熱の炎上騒ぎ

「動かなければ何もしない」って言うから
しがみついたまま石になっていたら撃たれたよ
「騒がなければ何もしない」って言うから
食べかけのバブルガム膨らませたら割られたよ

人情が大切というなら教えてごらんよ
身近なものがなにひとつ残らないのに
味覚の異常から暴食に走るの?
食べてるものが友人だったのか知れないのに


空売りされた最悪の投機は君の資産
闇売りされた宝玉の暴利は君の悲願

タカラモノを宿したら奪われてしまう
ミツギモノを壊したら失ってしまう


過去も未来も今以外は全部未知数の真実
手垢のついた永遠は後ろめたさで満ちる
スニーカーを履くように終わりを迎えて
眠りに就くように終わらない夢を献げる

この指が君を覚えているうちにおいでよ

密かな呪文があなたの片隅で灯るように

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