悪食娘コンチータ(召使、メイド視点)1

投稿日:2009/04/05 19:13:25 | 文字数:695文字 | 閲覧数:3,005 | カテゴリ:小説

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悪食娘コンチータの召使、メイド視点です。

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第1話 (召使、メイド視点)

『ちょっとそこの召使さん。あなたはどんな味がするかしら?』

ついさっきコンチータ様に言われた言葉が頭から離れない。
自分の部屋の隅っこで、頭の悪い召使のレンは一人で考え事をしていた。
今年に入って15人目のお抱えコックのカイトさんは、あの後どうなっちゃたんだろう……

『『敬い称えよ、我等が偉大なコンチータ。
 裏切り者には報いを受けていただきましょう』』

僕とリンがそう言った後、カイトさんはコンチータ様にどこかへ連れ去られてしまった。

『今日のメニューは特別製なの。
 青白く輝く毛髪。オードブルのサラダに丁度いい(はぁと)』

コンチータ様が自分で作った料理……あれは……
いや、きっとあれはただの糸だ。僕は頭の悪い召使なんだ。頭が悪いから何も知らないんだ。
頭が悪いから何を見ても、『あれは人形』『あれは大根』『あれはケ■■軍曹』って考えられるんだ。

僕は頭が悪い。僕は頭が悪い。僕は頭が悪い。頭が悪い……

自分に何度も言い聞かせた。
さあ、仕事に戻らないと。リンだけに仕事を任せられない。
部屋のドアを開けようとした時、

「リン!」

自分の部屋のドアの前に、同じ顔の少女がしゃがみこんでいた。
彼女は双子の姉のリンで、性格の悪いメイド。
なぜか、左腕からはたくさんの真っ赤な血が溢れ出ていた。

「どうしたの!?」
「さっき……ね……」

泣きながら小さな声で、

「コンチータ様に……フォークで……『あなたもおいしそうね(はぁと)』って……」
「コンチータ様が……」

とりあえずリンを自分の部屋に入れて、傷の手当てをする事にした

こんにちは。
夕月と言う者です。基本、馬鹿です。
ピッチピチの13歳。
中二病発症者。

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