空を仰ぐ 僕らの上を跨ぐ夏だ
絵を描くのが君は好きでそれを見ていた
この世界のひとつも好きになれなかった僕は
不思議で仕方ないんだよ
何も奪わないで
ねぇ 君はさ、どうして頑張れるんだ?
同じ傷を持ってるんだろう?
ひとりきりで生きてきた代償を今も払っている
君の手が胸の前で踊った
“もうひとりじゃない”と云う
俯いたままで言葉なんて失くした
ただ伝えるって
本当はそれだけでいいことも分かってたのに
どうして
耳をなぞる風に触れて君は笑った
僕の声にせめて色があれば良かった
夏が過ぎる
僕にはやりたいことなんて無いから
夕立も怒鳴り声も日々もやり過ごした
もう望まない 勘違いも追い風も無い
夢も金もどう違うんだよ
生きることで何が変わるんだろう
誰か答えてくれ
この声を掻き消すように
これが最後だ 言葉だって枯らした
もう言い訳も無いほどに
揺れた火花が向かう方へと消えたい
ただそんなふうに
感情も思い出も無くなれば分かるような気がして
透明な涙を描いて
その眼の向こう側に立って
生活も関係も僕らを壊せない
そんな日々に生きて
好きな色の声で 君と話したい
君の手が胸の前で踊った
“ねぇ、伝わるって幸せだ”
ここにあるのに気づけないようなものだから
これが心だ 痛くたって放すな
まだ僕らしく生きてないじゃないか
思い出も感情も僕をつくるもんだ
これからの命の使い方は
多分僕ら 同じだ
オススメ作品
8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
じん
手を結んで、何処まで往こうか
蝉時雨のなか、ひとりきりでの寝言
雨上がりの空から焙れた
小さな光と ゆらり、何処かへ行こう
逆さまの陽が、揺れて溶けた
水たまりの向こうへ
手を伸ばすまま夕闇が落ちる
宛てない空を、ひとり歩こう
紅色に爪弾く寝言
消えるこころ、霞む面影...なついろのねごと
じゃこ缶
夜明けを知らせる時計が
嫌いになったのはいつからだ
周りと違うことを恥じるのは
いつからだっけなあ
変わってしまうことを恐れて
他人と自分を比べて
狭まってしまった世界に
何が映るってんだろう
ああ 煙を吐きながら
夢を語ったあの日々を...朝焼け / 凪
凪 -nagi-
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
それは兆しなく突然に訪れる
晴れやかな一日のわずかな時間
長くは続かないと経験が語る
他人は有り難いことだとさえ言ってる
なのにどうしてこんなにも強く痛む
きらきらと光るものを見上げて
濡れる自分を苦々しく思っている
まるで天気雨のように
ただ立ちつくしてる
それは向こうから簡単に避けていく...まるで天気雨のように(feat. 初音ミク)
bagband
日差しが キラキラ見えて
風が 髪をそよいで
足音奏で 少しだけスピード上げて
背中の大きめの 荷物が左右に揺れてる
胸の高鳴りを知らせてるみたいに
ひらり花びらとコーヒーの香りが
私を 象っていくよ
人波溢れた街の彼方
君がくれた物語の始まりを想い描いて行く
光輝くこの景色は刺激的な色が混ざり合う...make up my mind
てるり
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