手にした果実の甘さが
あなたの求めた景色とは
僅かに違くて
私は閑かにドレスを脱ぎ捨てた
雨降る朧夜に

見つめてるチャペルに
託された願いさえ
今はもう意味がない
流した涙だけ輝く
錆びつくリングと逆さに

狂わせないでね とっても甘い果実を
あなたに捧ぐの(今すぐここに)
枯れ果てたブーケじゃ見えない
景色をいま一度捧ぐの(求めたものが)
果たされないなら 堕ちてゆくだけだわ
深いこの奈落に(暗くて苦い)
掲げた左手 傷跡隠しても
戻れない(いつかの夢も)

こぼれた雫の儚さ
冷たく暗いこの楽園で
一際輝く
遺した記憶の在処も忘れたわ
今更いらないの

孤独を選んだあなたなら分かるでしょう?
消えない痛みだけ抱えて
過ごした時間の怖さが

灯がないからもっと側にいさせて
独りは嫌なの
叶わない願いというなら二人で
深く深く 落ちてくの

終わらせないでね ずっとここで踊るの
砕けた輪舞曲を(歪で脆い)
崩れゆく命のカケラが
二人の柔肌裂いても(苦しくないの)
再び手にした果実の甘さには
一つの仕掛けが(黒さを秘めた)
明けない夜には慈愛を誓いましょう
いつまでも(夢見た場所で)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Depth of marriage 歌詞

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投稿日:2025/05/02 23:53:05

文字数:498文字

カテゴリ:歌詞

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