妖精の毒#83
投稿日:2012/11/22 02:31:57 | 文字数:1,077文字 | 閲覧数:391 | カテゴリ:小説
謎の人物……
その人物は女性だった……
まだまだ謎は深い……
次回!
なんと、どうまちがったのか……戦闘シーン!←
あまり、本格的には書きませんよw
#83「不敵」
「ここよ。ここがネルの家だった場所……」
そう言って、ルカさんが案内してくれた場所は、一般的な小さくまとまった一軒家だった
今は人が住んでいないのだろう……
人がいなくなってから、たいして時間がたっていないというのに……なんというか……
「ネルの母親は、叔母様が亡くなる前の年に滑落の事故で亡くなったわ。それからはネルが一人でここに住んでいたの…………家は人がいなくなると、すぐに廃墟になるものよ……」
ルカさんはそういっていた
僕はあまり深く詮索しないことにした
「そうだわ。これはあなたがもっていなさい」
そういって渡されたのは【妖精の指輪】と【リンちゃんのカチューシャ】だった
「どうして、僕が?」
「相手の狙いは私……だから、あなたは隙をみて2人を助け出して!」
つまり、それは自分が囮になるから……ということだった
反対しようとしたが、真剣な目つきのルカさんには強い意志を感じた
「わかりました……気をつけて下さい」
「ふん、あんたに心配されるなんてね。……まぁ、あんたも気をつけなさい」
人間のくせにといわなくなったルカさん
僕が嬉しくなって笑うと、軽く頭を叩かれた
「いくわよ」
僕とルカさんがネルさんの家に入る
「やっぱり、ほこりがいっぱいですね……」
あたりの家具に白いほこりやクモの巣が見える
「……今度、掃除しに来てあげようかしら」
ルカさんは悲しそうな顔を一瞬だけした
いままで、幼馴染みのネルさんの死を受け入れることが出来てなかったのだろう
「お待ちしておりました。魔女さん」
後ろから女の声が聞こえた
この声……どこかで……
僕たちが振り返ると、そこには黒いフードを被って顔を隠した人物がいた
「あなたが……リンたちをさらった犯人ね!」
ルカさんは相手を鋭い眼光で睨んでいる
「ふふふ、そんなに睨まないでもらえますか?あなたこそ、一人で来ると思っていたのに……いつからそんな人間と仲良くなったのかしら?」
え?僕が人間だって、知っている?!
妖精も人間も見た目では、判別できないだろうに……
「うるさいわね……あなたには関係ないわ。それより、リンたちは無事なのでしょうね?」
ルカさんは頭に血がのぼっているようで、僕が気づいたことには気づいていないようだった
「ええ。二階で生きてますよ。まぁ、今は……ですけど。ふふ……」
黒いフードの女性は、不敵に笑って言った
作品へのコメント2
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ご意見・感想
すんごいあの人臭がするけど
Turndogの勘は99.999999999999999%の確率で外れると有名なのだ!(おいおい
何!!戦闘シーンだと!!
ただでさえオレコラボでビリッケツなのに(ちょっと黙れそこ
もしも戦闘シーンでも劣ったらもう立ち直れないよ!(だから黙れよ
まぁつまり一言でいうとTurndogホイホイですねわかりまs(ry2012/11/22 23:09:09 From Turndog~ターンドッグ~
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コメントのお返し
ええ、わかりますw
おそらく、言いたいことはわかりますww
私の作品を最初から見てくれているなら、その可能性も……←
いや、コラボのは運もありますからw
審査員との趣向の方向性が違えば、低くなるわけですし
それ……翌朝、ゴミ箱にすてるやつじゃないですか?w←2012/11/23 17:18:11
しるる
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ご意見・感想
勝手に予想立てたら(バキューン)さんなんですけどもww
たぶん違うでしょうね、はい。
戦闘シーン!
しるるさんの戦闘シーン楽しみです!><
そしてルカさんがかわいい2012/11/22 19:27:35 From イズミ草
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コメントのお返し
ばきゅーんさんかぁ……
当たっているのか……わかる人にはわかるのだ!←
前半から比べて、一番株が上昇したルカさんw
カイトは……序盤から「並」2012/11/23 17:15:07
しるる
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妖精の毒#88
#88「昔話」
「あなたの話が無駄話となった時、あなたの命の終わりです」
フードの女性の言葉に偽りはないだろう
でも、僕はまだ終われない
「これはある一人の女の子のお話です」
妖精の毒#88
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妖精の毒#90
#90「本音」
先代とリンちゃんに恨みをもっていた人物
メイコさんに睡眠薬を飲ませることができる人物
あのルカさんを投げ飛ばすことが出来るのは訓練された人物
僕が人間だとあらかじめわかっていた人物
妖精の毒#90
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妖精の毒#79
#79「勘違」
翌日、天気がいい
ただ、孤児院の中が心なしかどんよりとしている
義弟や義妹たちは、いつも通り、元気なのだが、ミクがややぼんやりとしている
完全に僕のせいなのだが……
妖精の毒#79
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妖精の毒#82
#82「再び」
僕とルカさんは妖精の世界への入り口に向かう
「ルカさん、メイコさんとリンちゃんを助ける方法って、考えてあるんですか?」
ただ単に相手方に乗り込んでいっても、駄目なのは目に見えている
「正直、何も考えてないわ。」
妖精の毒#82
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妖精の毒#84
#84「戦闘」
「ええ。二階で生きてますよ。まぁ、今は……ですけど。ふふ……」
不敵に笑う手紙の差出人
「ふざけるな!いますぐ、2人を返してもらう!」
ルカさんが相手に向かって走っていく
妖精の毒#84
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妖精の毒#96
#96「名前」
僕とリンちゃんは、孤児院に帰って来た
僕らが玄関に入ると、雪崩のようにながれてくる義弟妹たち
「おいしゃのおにいちゃん!おかえり!」
「まいおねえちゃん、どこにいってたの?」
妖精の毒#96
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妖精の毒#85
#85「窮地」
黒いフードの女性の正体がわからない
ただ、メイコさんを宮中からさらえる人物がそうそういるはずもない
ということは宮中の人間があやしい……
「あの、メイコさん!ルカさんより強い人って、宮中にいますか?」
妖精の毒#85
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妖精の毒#77
#77「答え」
「ミク~!!」
僕は真っ暗な暗闇の中、傷つけてしまったミクを探していた
今となっては、自分でも、どうして気付けなかったのかと思う
僕はレンの言うとおり、馬鹿野郎だった
妖精の毒#77
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妖精の毒#78
#78「レン」
「ありがとう……カイト兄」
涙を拭きながらそういったミクのその言葉……僕に突き刺さる
「もう、大丈夫!私は、いままでどおり、みんなの義姉ちゃん(おねえちゃん)で、カイト兄の義妹!それでいいんだ!」
ミクが笑顔で僕にそういった
妖精の毒#78
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妖精の毒#92
#92「真相」
叫ぶハクさんを僕は無言で見ていた
嫌悪でも、軽蔑でも、同情でもない……自分でもよくわからない感情で……
「うるさい……うるさい……あの女が、そいつらが、私を……」
ハクさんの髪が乱れ、長い髪の間からあやしく目だけがのぞける
妖精の毒#92
プロフィールを確認してもらえると嬉しいですw ね?w (15年9月9日更新)
・私の作品はブックマークにまとめてありますので、是非ご利用くださいww
・私は主に物書きですww イラストやトークは飽きるの防止ですねww
・フォローしてくれたら、当然フォロー返しますw
・難しくない作品を目指してます!みんなに気軽に読んでもらえるようにがんばりますww
・かなりレヴェル低い内容で申し訳ないです…
・「お友達になってもいいよ」もしくは、「危なっかしいから、保護してやるよ」という方が、万が一でもいらっしゃったら、気軽に話しかけてくださいwww
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現在執筆中
マイページにて
・新作 予定
コラボ【かなりあ荘】にて
・なし
以上
アイコンは私の嫁イズミさんに描いてもらいました♡
ついったー、はじめました(使いこなせてません
@shiruru_pia
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【しるるの一言】
つかさくんが可愛くて仕方ない今日この頃
http://piapro.jp/tsukasa1124
イズミさんは私の嫁、可愛いんだよ
http://piapro.jp/yuuka2408
二人が私の癒し(/・ω・)/