夏秋
投稿日:2015/10/27 20:00:59 | 文字数:526文字 | 閲覧数:62 | カテゴリ:歌詞
「なんて」
高架下の電線 平行に伸びる雲
斜め上を見上げる 別に不安なんかありもしない
境界線みたいだ ぼんやりと思うだけ
僕は空に届かず 空は落ちる素振りすらもなくて
夕暮れ なくなって 散らされるだけ
そんなに 泣くなって 笑われるだけ
探してた夏だけが遠くなっていく
春なんてなかったことのように忘れるのに
青いまま気にもせず薄まり続ける
君なんていなかったかのように
涙は向こう側さえ映さない
影の上雨宿り 知らぬふり通すから
柄にもない口笛 やけに遠く響き掠れていた
暗さも このまんま 慣れていくだけ
愛しさ 切なさも 重ねてくだけ
鮮やかはまだ鈍く描き出されてる
声さえも潤んだ熱に溶けて消えてしまう
寂しがることにまた嫌気がさすから
恋さえも潤んだ熱に溶けて
何かを失くしたなんて思わせる
聞こえるうちに言いたいことを募らせて
言えなくなって想いを募らせる
明日はなんて当たり前を期待して
見えなくなって涙を積もらせる
たぶん僕だけじゃないけど
どこにいったのだろう
探してた夏だけが遠くなっていく
春なんてなかったことのように忘れるのに
青いまま気にもせず薄まり続ける
君なんていなかったかのようにって
何かを失くしたなんて思わせる
趣味で作詞やってます。