僕の息消したなら
世界を閉じ込められる?
歪んだ特別も
寂れた感情も
夢想に隠れて
最後の小さな意味を
触れば溶けだして
涙に変わったよ、また
理由がないことにさえ
慣れてしまったの
君だけ遠くへ行く
見えもしない言葉に
左手を差し伸べれば
鼓動を揺さぶって
静寂確かめた
誰も望まない
笑顔の中に隠れた
痛みをその先へ
渇いた背中へと刺す
確かにサヨウナラという
言葉は捨てたはずだ
なのにサヨウナラという言葉の
奥に現実が迷い込み
僕の息を待ってる
黒い涙を零して
「夢は醒めたか?」
眩暈のするほどに今
僕の世界廻って
浮かび上がる景色を
酷く褪せた怠惰を
全てを胸の中に
繋いでおけば
サヨウナラを言わず
君に逢えるよ、ほら
寂しさも感じないでいい
冷たい世界では
潤んだ世界では
荒んだ世界では
まだ、眠れない
赤らむ水面に
瞼を映したら
涙の理由を見出したよ
繋ぎとめるだけだった
はずの約束抱いて
サヨウナラの向こうへ
君の言葉の先へ
溺れかけて泣いていた真夜中に
君を思い出して
創造の夢を裂く
青ざめた大空へ
焦げた音を放り投げて
夜に眠れば君を感じた
痛みの渦に歌を流し
朝を開けば理由が
見えたよ
別れの理由が
永遠を殺したら
残るのは温度だけ
消失を望んだら
もう還らない
再生を拒んだら
残せない温度さえ
ただ欲しくなるな
まだ愛が在るな
世界も
温度が消える前に
イロドリ。様の楽曲(http://piapro.jp/t/W2zm)に詞をつけ、応募させて頂きました。
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