甘いお菓子【年長組】
投稿日:2010/11/01 00:54:40 | 文字数:92文字 | 閲覧数:1,336 | カテゴリ:小説
ハロウィン! ということで。
【注意】
・独自設定でちょっと暗い雰囲気の中を突っ走っています。
・「年長組」のふたりであって「カイメイ」ではありません。
大丈夫な方は、どうぞ「前のバージョン」へお進みください。
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Master・誕生日と、記憶と、今現在と。・1
シリアス、へたれ、格好いい兄さん、ひきょう、バカイト、アイス、絶滅危惧種。
沢山の仕事を選ぶことなくこなしてきたおかげで、与えられた情況によって、カイトは色々な表現することができるようになっていた。
ガチであれネタであれ、どんなに無茶なことでもやってみると面白くて、自分の新たな一面を知ることができて、基本的に仕事は何でも楽しかった。いろんなものに自分はなれるんだ。ってことが、とても嬉しかった。
最初はミクとメーちゃんだけだった生活も、双子のリンレンやがっくん、ルカさん、ぐみちゃんと増えていった。彼らとの日々はとても楽しくて飽きることなどなくて、毎日が幸せだった。血族を持つことができない存在だけれど、これが家族との生活と言うものなのかもしれない。喜びの中でカイトはそうしみじみと思っていた。
だけど、カイトは自分の誕生日がやってくると、憂鬱になる。
Master・誕生日と、記憶と、今現在と。・1
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KAosの楽園 序奏-001
※ 念の為にクッションページ ※
■KAITO×マスターになる話です(が、『序奏』にはマスター出ません)
■ヤンデレ思考注意な話です(流血、猟奇等の表現はありませんが、思考が病み寄りです)
■世界観がオリジナル設定です
・現在のこの世界と同じく、『歌唱ソフト』としてVOCALOIDが存在
KAosの楽園 序奏-001
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リンレンミクと兄と姉
ルカ発売前。
実体ありで日常生活営んでます。
カップリング要素(カイメイ)あり。
よろしければ『前のバージョン』からお願いします。
リンレンミクと兄と姉
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*夏海讃歌* 【めーちゃんて言わせたかっただけ】
「マスター、海水浴を讃える歌を作ってくださいー!」
バーン、と大書きする勢いでドアを開けて、我が家の青いのが部屋に駆け込んできた。
「何、藪から棒に……『潮風』歌った人が」
「『島唄』だって歌ってます」
「あれって海の歌だっけ? まあとりあえず、却下。私はどっちかっていうと『潮風』に共感派」
*夏海讃歌* 【めーちゃんて言わせたかっただけ】
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コーヒーホリディ(カイメイ小説)
休日、昼下がり、快晴。
それからソファにコーヒー。
なんて完璧な時間。
カイトはだらしなくソファにもたれながらプレーヤーの電源を切った。
サイドテーブルに詰まれたCDと歌詞カードの山は
コーヒーホリディ(カイメイ小説)
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メイコの不幸な一日
思わず「いたっ」と声が出た。ドアを閉めるタイミングが悪く指を挟んでしまったのだ。
挟んでしまった指を確認してみると、爪の先のマニキュアが禿げてしまっていた。
次第に熱を持っていく指先に息を吹きかけて冷ましながら考える。
今日はとにかく何をするにもタイミングが悪い。
夕飯の買い物に向かう途中、音楽を聞こうと思ったら昨夜プレイヤーの電源を落としそびれていたらしく充電が切れていた。お陰で折角昨夜遅くまでインポートしていた音源は聞けず仕舞いである。
メイコの不幸な一日
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KAosの楽園 第1楽章-003
手伝います、とは言ったものの、僕にできる事はあんまりなかった。ライカさんの手際が良くて、手を出す暇がなかったんだ。なんでも、もう4年も一人暮らしをしているから慣れたものらしい。
「自分一人だと手抜きも覚えるしねー」
そんな事を言って、悪戯っぽく笑う。最初はきっちりレシピ通りにしていた事も、だんだん大雑把になって、計量なんかも目分量だそうだ。だから手早い反面、人に指示を出すには向かないらしい。
結局 僕がした事と言えば、ちょっと野菜を切ったり、お皿を出したりしたくらい。それでもライカさんは嬉しそうで、「ありがとう」って微笑んでくれた。
なんだか、この人はいつも笑顔の人なんだなぁ。
KAosの楽園 第1楽章-003
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≪VOCALOID≫的 季節の事情【カイマス小ネタSS】
※アンドロイド設定注意※
『KAosの楽園』の≪VOCALOID≫(アンドロイド)設定ネタSSです。
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1. ≪VOCALOID≫的 夏事情
「暑いねー……ってカイト、その格好で暑くないの? マフラーとか」
≪VOCALOID≫的 季節の事情【カイマス小ネタSS】
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Master 昨日の終わりと明日の始まり・1
ぼんやりとした思考がゆっくりと輪郭を整えていく。雨戸の隙間からこぼれるのは、早春の白い光。まだ寒々しい空気の中、そこだけが柔らかな春の気配を湛えていた。
今日は良い天気みたいだ。パソコンの内側の天気は外側の天気と連動している。つまり、現実世界も天気が良いという事だ。きらきらと柔らかな日差しはしかしまだ眠い目には眩しすぎる。
すうと布団の中で息を吐いて吸って、また吐いて。頭の片隅に引っ掛かっていた夢の残滓を振り払い、カイトはゆっくりとベッドから起きあがった。うん、と伸びをして眠気を振り払う。
と、誰かの歌声が聞こえた。甘く可愛らしい、少女の声。ミクの声。声の遠さからして、居住区ではなく録音室に行って歌っているようだった。ミク、珍しく早起きをしたんだな。そんな事を思いながらカイトは部屋のカーテンを開いた。
淡い、水色の空が広がっていた。今日も良い天気だ。まだ少し肌寒い空気を感じながら白い陽光を体いっぱいに浴びる。からりと窓を開けて外の冷たい空気を吸い込むと、徐々に細胞が覚醒していく感じがあった。気持ちいい、朝の空気だ。冷たい空気の中、柔らかく跳ねるような音に合わせてミクの歌声がどこからか甘く響いている。
Master 昨日の終わりと明日の始まり・1
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KAosの楽園 序奏-002
歌唱システム搭載アンドロイド、≪VOCALOID≫。
ネットを賑わす『オリジナル』と同じく、それらには数種のバリエーションがある。
その内の一種、≪KAITO≫のプロトタイプとして開発された、『KA-P-01』。
しかしプロジェクトは頓挫し、商品化には至らなかった。
何の異常もないはずなのに、ほんの数日で強制終了に陥ってしまうからだ。
KAosの楽園 序奏-002
VOCALOID好きな文字書きです。のんびりマイペースにやっていきます。
年長組…KAITOとMEIKOが大好きです。
でも、ミクもリンレンもルカもがくぽもぐみも好きなんです。
…投稿作品を見ると偏りっぷりが分かると思います(苦笑)。
文章を書くと何かとカイメイになるおかしな回路の持ち主です。
最近はリンレン(レンリン)が書けそうに思えてきました。
誰かのイメージの種にでもなれば良いなと思って書いております。
後、一応、KAITOとMEIKOのマスターではありますが、技術的には日々精進中です。
万が一、こんな辺境文字書きに何かお話がありましたらこちらへどうぞ。
ブログ:http://nightwindwing.blog76.fc2.com/
とうとうTwitterで呟くことも覚えたようです。