標本

投稿日:2021/03/21 18:26:53 | 文字数:392文字 | 閲覧数:855 | カテゴリ:歌詞

ライセンス:

前のページへ
1
/1
次のページへ
TEXT
 

今日もいつも通りだった
それでも心に開いた穴
まるで薬剤耐性菌
しつこく私を苦しめる


わかっている年月を並べて
そんなこともあったねと確かめる
虚ろな自分を打ち付けるために


愛を脱ぎ捨ててしまって
ただの人になった日から
いつでも不思議な音がする
消えない夏の日の手ざわり

忘れていく記憶の向こうに
忘れてはいけないものがある
声に出す
小さな歴史を引き据えるために

帰り道を知らずに
分かれ道は見えずに
進み続けた先に
何が見えてくるだろう

今日も 知らない人たちが
石を投げてくる夢見た
まるでコマ切れのフィルムさ
時を歪めて引き寄せる

※くりかえし

切ない物語の感傷を握りしめ
進み続けた先に
何が見えてくるだろう

君の言葉に切り刻まれ
青い匂いに包まれて
昔を煤けた匣に入れ
ピンで刺し留めていく

二人を

あの頃を

昔を煤けた匣に入れ
ピンで留める

作品へのコメント0

ピアプロにログインして作品にコメントをしましょう!

新規登録|ログイン
  • 標本

    by 1002pさん

オススメ作品10/30

もっと見る

▲TOP