空
投稿日:2016/09/29 17:51:37 | 文字数:399文字 | 閲覧数:83 | カテゴリ:歌詞
小学生くらいの子供が小さな旅をしてる感じです。
ユキちゃんと“電車”というテーマから連想しました。
たったの二両 列車は今
畦道を超えてく
あっち側の町がほら
少しずつ見えるよ
ずっと見ていたよ
移りかわる雲
ちょっと不安だよ
君がいないこと
停まった最後の駅は
初めて見る景色で
知らないものもなぜだか
優しいにおいがした
たったの二両 列車が今
ぼくを置いて帰る
あっちのぼくと君の町の方へと帰る
ずっと歩いてく
知らない道でも
まだ平気だよ
ぼくはひとりでも
渡ったのは澄んだ川
魚が泳いでいた
大きな鳥居の前で
知ってる歌を歌う
たったひとり 背伸びした
小さなかげぼうし
あっちの空 ぼくらの町の空を
見上げた
少し影も伸びてきたよ
誰もいないホームには
知らなかった ぼくひとりの
温かさが広がった
たったの二両 列車は今
ぼくを乗せて帰る
あっちのぼくと君の町の方へと帰る
移りかわる空の色は
さっき見たのと違うけど
沈む夕日を見て ぼくは
「今帰るね」とひとりごと
飛騨ぁ!!!