告げられる終焉と また新たな創生
寄せては返し繰り返せど
同じ刻は二つも無く
潮流に熟れ 煤む彩を湛える海硝子
海神の聲に揺れて 淡く光る夜光虫
彗星の様に尾を引き 道を示す様に
冥に揺蕩う
今日も誰かが身籠り
そして誰かが身罷る
夜半の月が滲む
黎明が煌めく
波間が現す世の景に
行き交う思惟
驟雨に弾ける海面 鈍を湛えて荒ぶり
蒼穹に映える静を湛え 凪に照り返す朱
移ろう天地の流れ 満ちては干く現身
鳴り止まぬ潮風
鳥の留まるに委せて湊眺む澪標
姿形を変え乍ら繋いでゆく旅鴉
「私は海の様な現を漂い生きる者」
深く沈む日々の先へ
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向かう涯へと――
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如月 ユウキ
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