?「……」
?『頭が痛い……
何が起こったんだ?』
?「ちょっとー
あんた、大丈夫なわけ?」
体を起こすと目の前に女の子が一人
?「君は……」
?「私はリン」
リン「この森の奥に住んでるの
あんたは?」
?『リンかぁ……
えぇと、僕の名前は……』
?「僕の名前は……アレ?
何だっけ……」
リン「何?
分かんないとか、それは無いでしょ」
?「記憶喪失かも……」
リン「え……」
?『どうしよう!?
自分が誰なのか、ここがどんな所なのか全然分かんないよ!
でも、これはもしかしたら
『大丈夫よ! 私が一緒に貴方の記憶を取り戻して上げるわ』
的な展開にならなくもないかもしれない!』
リン「はっはっはっはっはっはっは
マジ受けるわー
記憶喪失とかー
いや、マジで
ツボ来たわー」
?「え……」
?『この子は本当にヒロインなの!?』
リン「まぁ、いいわ
名前が無いと不便でしょ
私がつけてあげるわ」
― ― ― ― ― ―
| 名前をつけよう |
― ― ― ― ― ―
①レン
②レン
③レン
レン「僕の名前は絶対的にレンにしかならないのか……」
リン「あとさ、性別聞いときたいんだけど……」
レン「そんなの見れば……」
リン「いや、顔じゃ判断できないし……」
レン『一人称が『僕』なんだから、男に決まって……
いや、最近では、ボクっ子アホの子唄って踊れるVOC@LOIDもいるのか……』
― ― ― ― ― ―
| 性別を決めよう |
― ― ― ― ― ―
①秀●
②うふふ
③教えなぁい
レン「『男』という選択肢は無いのか……」
リン「へー、そーゆー趣味なんだ……」
レン「まだ何も選択してないけれど!?」
リン「まぁいいや
とりあえず、この森を抜けないとね」
レン「どうして?」
レン『リンは、この森に住んでるんじゃなかったっけ?』
リン「この森は、夜になると恐ろしい怪物が現れるのよ」
レン「えぇ!?」
リン「森の中にある全てを喰らい尽くすまで、怪物は帰らない」
レン『その割には、木がいっぱい立ってるよー
あー、あんな所に可愛い兎さんがいるー
あははー』
リン「だから、この森を早く出ないと!」
レン『あー、お次は鹿さんだぁ
可愛いなー』
リン「ちょっと、聞いてんの?」
レン「お前の言うことは、全てが嘘に聞こえる」
リン「うわー
名前つけてやったの誰だと思ってんの?」
レン「え?
クリプトン・フューチャー・メディアの方々とか?」
リン「わたしよわたし!
ちゃんと、選択肢を出してあげたでしょ!?」
レン「でも、結局ボタンを押したのはプレーヤーの人だよ?」
リン「でも、選択肢を考えたのはわたしよ!」
レン「え?
この文章を考えた、暇人じゃないの?」
リン「そ、そんな夢の無い話はしちゃダメ!
可哀想でしょ?」
レン「同情されるのも、それはそれで可哀想だと思うよ……」
?「止めて!
私の為に争わないで!!」
レン「何か聞こえなかった?」
リン「そうね……
奥の方からだわ」
レン「どうしよう……」
― ― ― ― ―
| どうする? |
― ― ― ― ―
①メンドくさ
②留まる
③コレはクソゲーだ
電源を切る
リン「よぉし!
突撃よー!!」
レン「選択肢は全く無視なの!?」
森の奥に進んでいくと、一人の女の子がいた
緑色の綺麗な髪の毛をツインテールにしている
身なりからして、村人かなにかだろうか……?
『気付かれちゃ、ダメ』というリンの指示で、茂みからこっそり見る
レン『よく見えない……』
?「止めて!
私なんかの為に争わないで!」
再びこの台詞
何か、争いごとでも起こっているのだろうか?
?「しかし、このままでは100年前にこの世界を暗黒に染め上げた、暗黒大魔王が復活してしまう!
その為にはこうするしかないのだ……」
少し低めの声
男性だろうか?
レン「うぎゃっ!?」
リンによって茂みから出された
リン方を見ると、彼女はニヤニヤとこちらを見てきている
レン『おい!
……でも、これは僕に偵察にでも行けってことなのかな?』
レン「あのぉ……」
ツインテールさんに話しかける
おや……?
?「はい
何でしょうか?」
ツインテールさんは振り返る
だけど、男性や争う奴らの姿は見えない
レン「今、争いごとが……」
?「えぇ、そうよ!
今、戦いの真っ最中なの!」
レン「え、でも、誰もいない……」
?「私の心の中でね!」
レン「へ……?」
?「暗黒大魔王がもうじき復活してしまうの!
……私の中で
それを防ぐために、今、オリマーとルーイが戦ってるの!
……私の中で」
レン『痛い人だったぁぁあ!!
ってか、その2人は、今すぐホコタテ星へ返って下さぁい!!』
?「う……
あんまり暴れちゃダメよ、オリマー」
レン「……」
?「何ですって!?
デスコールが暗黒大魔王のスパイだった!?
ふぐぅ……」
レン『あいつは、見るからに悪そうだもんな……
っていうか、いつまでもココでこうやって独り言を聞くわけにもいかないな……』
― ― ― ― ― ― ―
| レンはどうする? |
― ― ― ― ― ― ―
①逃げるだなんて男だしくないぞ
②イケレンに俺はなる!
③やっぱり可愛いヒロインを置いて逃げれないよね
レン『うわー
逃げれねーよー!
まぁ?
確かに、この子は美人さんだよ!
ヒロインにはもってこいだ!
だがなぁ!!
もうちょっとまともで居て欲しかったぁぁ』
?「大丈夫…よ……
私が天使になるまで、あと、もう…少し……
天使化してしまえば、この国もろともぶっとばしてやるわ……」
レン『困るよー!!
来たばっかで、この国に何の愛着も無いけど、困るよー!
国ぶっとんだら、お前も死ぬだろー』
?「あぁ、天使化まであと少し……
あと、3光年もすれば、お前は天使に……」
レン『さっき聞こえた低い声だ
一体誰だ!?
とか冷静に判断しようとしてみる……
もう、天使化……だっけ? それまでの時間についてのツッコミはいいかな?』
?「えぇ、そうね
あと3光年すれば……」
?「あぁ、あと3光年だ……」
レン『同一人物だったぁぁぁ!!!!
声を低めにして、同じ人が2役やってたよー!!』
?「頑張るんだ、ミク……」
ミク「え、えぇ……
バタン」
倒れるミク
レン『ってか、この人自分で『バタン』って言った!?』
ミク「ミクッ!?
ミクッ!!??
ミクー!!!!!!!」
倒れた筈のミクが立ち上がり、低い声で叫ぶ
レン『あー
大変ですねー』
リン「うぅうぅ……
良い話だよ……」
レン「お前は泣くな!!」
レン『あぁ、疲れた……』
― ― ― ― ― ― ― ―
| あなたはどうする? |
― ― ― ― ― ― ― ―
①小屋のベットで回復しよ
②電源を切ろう
③そうだ、古市に行こう
さぁ、セーブをしたら、メモリースティックのデータを消して、今週発売されたゲームでも始めよう!
ゲームはいつでも君を待っている!
頑張れプレーヤー
負けるなプレーヤー
そこに『プレイヤー』としての君がいる限り、君の存在価値は永遠に変わらないのだから
鏡音RPG×エンディングが見えない! 何故なら、このゲームにエンディングなんてものは存在しないからだ!
ここまで読んで下さった貴方・貴女
ありがとうございます
結構前に書いて、それでいて何か時期を逃して投稿出来てなかったやつ
ちなみにテストはまだ終わってませんwww
投稿したい症候群が末期だったので……ww
再び勉強に戻ります
ミクのイメージはアレです
伊達政宗
『バサラ』じゃなくて、『殿と一緒』じゃなくて、『てんかぶ』の伊達さん
『暗黒竜が……』の人ですwww
正宗が一番可愛いww
御意見・感想いただけると喜びます
授業中の眠気も飛んでいきます!
よろしくお願い致します
次の投稿はテスト明けで、『新世紀』になるかと……
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ブクマつながり
もっと見る「どーもー
鏡音リンですー」
「どーもー
鏡音レンですー」
「今回はわたしたちが探偵をやりますー」
「よろしくお願いしますー」
「うー」
リンのうめき声が聞こえてくる
「起きてー
朝だよー」...こちら鏡音探偵所×酒乱の女にアイスの男! 人気な年増……は出てこない
アリサ
「リン! リン!」
リンをたたき起こす僕
大変なことになってしまった
「……んー?」
ゴロゴロとベッドの上を転がるリン
何で,そんなに暢気なんだ!!
それは,浅い意識の中
遠い意識の中で,ジリリリリとうるさい音がしていたのは知っていた
でも,何か気分がのらなかった
その音に反応したくなかった...こちら鏡音探偵所×とある姉妹
アリサ
僕の名前はサテリアジス・ヴェノマニア
今は,七つの大罪のうちの一つ,色欲に取り付かれているんだ
だが,大丈夫
僕は,それによって快楽を得ているのだからな!
わーはっはっはっはっはっはぁ!!
僕は,刺されてしまった
青い髪の,男に
どうせ殺されるのだったら,女に殺されたかった
よりによって,男なんてい...負けるな ヴェノマニアくん!×青の彼
アリサ
俺の雇い主の名前はバニカ・コンチータ
今は,食べることが大好きで,毎晩毎晩,楽しい晩餐を開いている
だけど,大丈夫だ
彼女にとっては,それが幸せだから
『おーほっほっほっほっほっほぉ!!』とか毎日叫んでる
「バニカ様」
俺が話しかけるのは,俺の雇い主
俺は,えぇと……
確か,今年に入ってから15人目...食せよ われらがコンチータさま!×うだつの上がらないコック
アリサ
「ねぇ,リン」
「なぁにぃ?」
今日は日曜日
今は午後一時を少し回ったところ
僕とリンは,それぞれの趣味が大いに詰まったこの部屋でゴロゴロしているとことだ
「あのさぁ,僕がもしこの格好で
『彼のこと好きになっちゃったんだ』とか言い出したらリンはどうする?」
僕は一回転
スカートがふわっと舞う
白と...こちら鏡音探偵所×腐って腐って腐っちゃえ☆
アリサ
『私の名前はカヨ・スドウ
今は,円尾坂の片隅にある仕立屋の女主人をしております
しかし,大丈夫です
私には,愛する夫がいるのです
もうすぐ,子供も生まれるのですよ?
ふふふ』
とか言ってる,ちょっと痛い女の人を見かけました
独り言にしては声が大きかったと思う……
大丈夫なのかなぁ……?...麗しくあれ カヨさん!×黄色いかんざしの少女
アリサ
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