地噺

投稿日:2021/09/09 01:01:20 | 文字数:619文字 | 閲覧数:28 | カテゴリ:歌詞

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https://www.nicovideo.jp/watch/sm34484275

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TEXT
 

山坊主 高座は石 曽根崎落語玉三郎
酉の市 荒城一時 御祭騒ぎよ
野良槿 棗に月 枕もこころも麻模様
八百万銘うてば 響く茶釜の囃子よ

狛も垣も花見鳥居も無くなってしまったけれど
貴様早う戻ってこいよ
桜 菖蒲 桔梗 花の記憶は儚い
うたかたのひとのよ

ねえいつか 大人になって
僕を見たって もう映らない
窓の向こう また玉垣の葉が落ちる
君を忘れてしまう 靴紐が解けるように
ほら 冬の声がする


山は富士 男は意地 秋茄子長風呂鍋奉行
釉薬 蕎麦屋は九時 古伊万里談義よ
舟囲い 鰈は右 角落ち狸に旗模様
古池に銭打てば 弾むノム楽蛙よ

酒もツマも話の種も無くなってしまったじゃないか
貴様の土産はどこ
牡丹 芒 銀杏 二度と捲ることもない
陽がまたおちてゆく

ねえきっと 僕が居たって
物足りなくて もうつまらない
まだあの日の注連飾りがゆれている
夢にたむけた時間が二人を結べぬように
また 風が強くなる

 
暴れ獅子 今年も厄 虻蜂胡蝶蚊帳の外
網を取れ 馬詰は四時 餞サビキよ
枯れ柳 小路を右 松茸夷は川向う
青菩薩 ケツ打てば 俺も老いらく舎利子よ

亀も鶴も話だけだった 俺ばっかり長寿じゃないか
功徳なぞとうにないわ
夏の椿など 現のものの理
うせものはもどらず

ねえいつか 時は流れ
僕は居なくて 誰も知らない
抱きとめて 声も形も消えてゆく
君を忘れはしない
綴じ糸が覚えている
ほら 冬の空が降る

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    by ひけふ℃さん

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