アンチ・フリーダム

少しだけ躊躇してすぐに
顔を上げ大地を蹴った
間に合うならこのループも
悪くないね
途切れ途切れ時計の音

きになるあのこはやくしまる

きになるあのこはやくしまる
眠れない夜には妄想にふけって
まどろみの中へと僕は落ちて行く
長すぎる夜には記憶を積み上げて
自分だけの世界へ僕は旅立つよ

世界最後の飛行士

世界最後の飛行士
眩しすぎる 君を見ていると目が潰れてしまいそうになった。
でも、目背けて「仕方ない」と言ったときに
もっと大事だった何かがぐちゃぐちゃに潰れてしまったみたいで
どうしたらいいか、自分でも わからないままなんだ。

640

640
世界の終焉
故に待った成しのヘイスガ
「笑えない」と嘆きながら
僕も笑顔　君も笑顔

帰宅のテーマ

帰宅のテーマ
やっと終わったよ 今日のお仕事
デスクまわりを |彡サッと片付けして
全力努力で 残業回避
風のように オフィスを抜け出せ！

ドリームキャスター

拝啓君は元気ですか　今もあの歌歌ってますか
あの時ついた傷はもう　すっかり消えているでしょうか
僕は今も元気ですよ　ありきたりな言葉並べ
恥ずかしながら夢なんて物を持ち合わせているんで
未だ歌を歌ってるって　馬鹿な浮世離れなんて

星夢アストロラーベ

星夢アストロラーベ
青から滲んだ光る少年は
不規則に並ぶ星よりも自由で
微笑むように光を散らす
世界の色だって知らない少女の

星月夜

A．
ご覧よ、ホラ。この街は　夜でも空が淡い黒
誰かが、さぁ。背伸びした　ビルの光を照らすんです。
踵(きびつ)をホラ、返したら　幸せすぎる花の過去
溶ければ、さぁ。こんな今　でも美化されて行くのでしょうか？

希望のまち

夢が冷める静けさの中
欠けた月も、くたびれている
奇跡を待つ、こんな日に
相も変わらず、こんな空
声が弾む世界の隅で、

【GUMI】RGS【オリジナル曲】―歌詞

RGS
転げる 何時かの終末感 参拝者 回送列車
敗戦 告げる裏切りの合図 乾いた網膜であいつらを睨め
残さず全部 飲み込んだ言の葉を
悟られぬ様 静かに吐き捨てて