Ah　空を仰ぎ大地睨む　風見鶏よ
Ah　プライドさえかなぐり捨て　何処を向く

玉虫色の夢にうなされ　怒りの声荒らげても
殿上人の耳には　届かない

理想ばかり嘯き現実省みず　否定の言葉重ねて酔いしれる
気概の欠片も見えない
古い呪文に縛られ拳振り上げず　心残りの言葉を残すだけ
悪魔に侮られる

Ah　長い時の旅続ける　硝子の舟
Ah　誇り高き歴史を捨て　何処へ行く

極彩色の波に浚われ　大事なモノが壊れても
偽善者達の祈りは　止まらない

綺麗事を並べて真実見失い　歪んだ理屈押し付け自惚れる
この世の理も知らず
亡者達は目先の黄金に惑わされ　欲望満たして魂売り渡す
滅びの歌が聞こえる

壊れた羅針盤は　破滅を指し示す

理想ばかり嘯き現実省みず　否定の言葉重ねて酔いしれる
気概の欠片も見えない
奇麗事を並べて真実見失い　歪んだ理屈押し付け自惚れる
滅びの足音はそこに
そしていつしか非情の雨が降り注ぎ　赤い滅亡の渦に飲み込まれ
全てを失うがいい