最期の晩餐は寝室にて 歌詞
投稿日:2015/04/05 19:32:58 | 文字数:376文字 | 閲覧数:401 | カテゴリ:歌詞
「最期の晩餐は寝室にて」の歌詞です
ある国の王女は言う
「いつか海が見てみたい」と
召使いは顔を背けて
皺だらけの手を震わせる
最期の晩餐の期限は数分後
残酷な夜 月が口角を上げる
窓を隔てた世界
儚さがいつか強さに変わるなら
この身を燃やして
灰を宙に撒いて欲しい
寝室のドアに鍵をかけ水を飲んだ
ある国の王女は言う
「独りでも淋しくない」と
ドアの向こうは水浸しで
隙間から嗚咽が漏れ出す
ラジオから流れる綺麗な歌声
ぬるくなったスープは全て飲み干し
食べかけのパンは指からすり抜けた
水の無い水槽で酸素と踊る魚たち
懐かしいゆりかごの景色
あぁ、やっと自由になれたのね
儚さがいつか強さに変わるなら
この身を燃やして
灰を宙に撒いて欲しい
寝室のドアは開け放たれていた
最期の晩餐の期限は過ぎてく
セピアの夜明けには
虹が架かっていた
王女の微笑みは空へ溶けていった
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寂寞の種
雨の気配 群青の夜 脆いアスファルト 不夜城へ沈んだ
フェンスの向こう 微笑んだ貴方 脆い感情が崩れていく
咀嚼したリアルは腐っていた 駆け出した足は崩れ落ちた
戻らない時を恨んでも欲望には抗えやしない
古びた図書館の匂いがした 懐かしい母の記憶があった
寂寞の種
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d-黄色 歌詞
何も言わず黙って あなたのことを見てる
何も言わず黙って 上からお前を見てる
何も言わず黙って 愛されるのを待って
何も言わず黙って 何もせず留まってる
段々馬鹿になっていく 見飽きた言葉繰り返すだけ
d-黄色 歌詞
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f-赤色 歌詞
放りだされた宇宙人の群れの中
溢れ出すFはヘッドフォンで塞いで
僕は死んだ?
自意識過剰な狼が見栄を張って赤頭巾を食べる
そんな胃もたれ気味の世界からこぼれた潤滑油が歯車回す
f-赤色 歌詞
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m-青色 歌詞
僕はずっと君が大人になってしまうのを恐れた
澄み切った 夜の音 聞こえたなら鼓動は溶けてく
夢から覚めた瞬間みたいに曖昧な世界に生きていれたら
そんな幻想抱いた浮遊した頭は一秒先もシャットアウトしてる
部屋には吐き散らかした僕の醜さ
m-青色 歌詞
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べグラーベンは灯りを呑む
誰かに見られているような
箱庭の中での暮らしも
幾百年過ぎてしまえば
当たり前に変わっていく
いつから世界は二つに
べグラーベンは灯りを呑む
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【結月ゆかり】錯乱ぶる交差点【オリジナル】
振り向きざまに鳴らされたクラクション
心の中だけで叫んでた
ささくれてる胸の奥は
誰にも言えないままさ
怖がりなくせに冒険者気取り
【結月ゆかり】錯乱ぶる交差点【オリジナル】
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廃棄場のポエトリー
0と1の雑踏 過去は仕分けられ
恥も馴染んできて言葉を吐く
小さな火種は瞬く間に業火
落日は迫った 受け入れたくないよ
吐き気がするよ 吐瀉物に塗れ
廃棄場のポエトリー
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ユーラの漂流記
列車は泡を吐き出しながら
海底の街を進んでいく
魚の群れが車体を揺らす
窓から見た憧れの世界
サイレンが海に響き渡れば
ユーラの漂流記
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エスターテの叙情詩
湿度の高い夏の午後
青々しい木々 揺れる葉
乾いた汽笛が響いた
駅のホーム 汗が堕ちた
感傷に浸る間も無く
エスターテの叙情詩
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i-黒色 歌詞
揺れる日々に隠した言葉
気付かぬまま僕ら大人になって
通り過ぎた季節はセピア色に
変わって滲んで黒になる
綺麗事は嫌いだ
i-黒色 歌詞
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