「レンきゅーん」
「にゃーにゃーにゃーにゃーにゃー!」
私はレンきゅんを呼んだ。すぐに、にゃーにゃー鳴きながらレンきゅんは私のところへやって来る。
「・・・前回は、猫じゃないって言ってたのに、やってくれたんだ」
「にゃー!」
呟く私に、レンきゅんはとっても可愛く返事する。
「ほう、手足も猫化仕様ですな」
レンきゅんの手をつかみ、確かめる。
「にゃー!!」
肉球を押すと、少し怒ったようなレンきゅん。
「ん? 押しちゃだめなの?」
「にゃー!」
私の言葉に、勢いよく頷くレンきゅん。これだけ勢いよく頷いたにもかかわらず、ばっちりレンきゅんの頭に固定されていた。
「・・・その猫耳、すごく固定されてるね」
「にゃーにゃー」
「にしては、時々、ぴくっと動くところがなんだか気になるなー」
「にゃー・・・♪」
私が言うとなぜか照れたようになるレンきゅん。ついでに、手も振りほどかれる。
「・・・なんかあやしいなー」
「にゃっ!? にゃにゃにゃにゃにゃ!!」
「えっ、何て言ってるの?」
完璧な猫語で言われたため、全く言ってることが分からない。
「まぁ、いっか。可愛いし・・・あ、でも、」
真っ直ぐ私を見つめてくる猫レンきゅんを見た。
「どっちかっていうと、あれだな。ショタなレンきゅんの方がすごくよかったなー」
「にゃー?」
ぼやく私に首を可愛く傾げる猫レンきゅん。
「あっ!! そうだっ!!!」
突然ひらめいた私。
「このままで、前回みたいにメイド服着せればいいんだっ!!」
「にゃにゃ・・・にゃー???」
目を輝かせる私に気圧されたのか、猫レンきゅんは一歩身を引く。
「というわけで、次回は猫化ショタレンきゅんで! 以上、リンさんでしたー!」
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