自分的解釈「人柱アリス」 一番目アリス
投稿日:2009/01/17 21:58:03 | 文字数:465文字 | 閲覧数:981 | カテゴリ:小説
超俺様的解釈で「人柱アリス」を小説にして見ました
なんか色んな意味でサーセン。
昔々あるところに、小さな夢がありました
誰が見たのか分からない、それは小さな夢でした
小さな夢は思いました
「このまま消えていくのは嫌だ・・・どうすれば、人に僕を見てもらえるんだろう」
小さな夢は考えて考えて・・・そしてついに思いつきました
「そうだ、人間を自分の中に迷い込ませて・・・世界を作らせればいんだ」
小さな夢は、まず一人の女の子を自分の夢に迷い込ませました
1番目アリス
女の子に小さな夢は剣を持たせました
剣を手にした女の子は、優しそうな顔を一変させ手当たりしだい色んなものを切り捨てていきます
子供も老人も構わず切り捨て、彼女は血に染まりました
誰もいなくなっても彼女は何かを切りたくて仕方ありません
彼女は森へ向かいました
彼女が歩くたび、血に染まった服からたくさんの血が滴り落ち赤い道を作り上げていきます
森へ入って動物たちを切り捨て、更に赤い道は続いていきます
小さな夢は思いました
「このままでは物語は続かない」
小さな夢は次に唄歌いの少年を自分の夢に迷い込ませました
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自分的解釈「人柱アリス」 四番目アリス
双子に、小さな夢は好奇心を与えました
双子は好奇心に駆られ、色んな場所を探検し遊びました
ある日、森へ続く赤い小道を歩いていると、双子の弟は大きな剣を見つけました
その剣を双子の弟はとても気に入り自分のものにしました
またある日、バラの木の下でお茶会をしたとき、双子の姉はバラの蔦に絡まった銃を見つけました
自分的解釈「人柱アリス」 四番目アリス
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Cafe・ロータス・イーター 1
開店時間のほんの少し前に森はコックコートに着替えて髪をひとつにまとめて、厨房に立っていた。
「おはようございます。」
先に作業をしていたスタッフの女の子のあいさつに、森もおはようございます。と声をかけながら、手を洗った。
先に作業していた女の子は最近入ったばかりの専門学生だった。短い前髪に小柄な姿が年齢よりも幼く見えるけれど、仕事を覚えるのも作業速度も速い。朝の作業があらかた終了している事を確認しつつ、森も前日焼いて休ませておいたケーキを型から出して切り分けたり、と開店の為に手を動かした。
程なくしてホールで開店準備をしていた鳥海から、もうすぐ開店です。と声がかかった。
Cafe・ロータス・イーター 1
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【到着】二人三脚-1- 【えっと、お前誰?】
この物語は、一人の少年と手違い(?)で届いたVOCALOIDの物語である。
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やっとだ。
息を大きく吸って、吐く。
そして、
【到着】二人三脚-1- 【えっと、お前誰?】
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Cafe・我侭姫と無愛想王子・1~WIM~
綺麗にカールした睫に縁取られた、アーモンド形の黒目がちの瞳。形の良いアーチ型の眉に筋の通った鼻。口角の上がった唇は果物のように甘くてつややか。手入れの行き届いた長い髪はトレードマーク。まだ幼さのある輪郭に、少女と大人の境目を行き来するうなじ。細い肩にすらりと伸びた華奢な手足。ちょっと胸元が貧弱なのはご愛嬌。
どんな女の子にも負けはしない。だって私は世界で一番のお姫様。
普段は二つに結い上げている髪を下ろして毛先をゆるく巻いてみた。靴はつま先にリボンのついた新しいヒール。モノトーンの甘めワンピースにお気に入りのカーディガンを羽織ってみる。寒いから首にはストールをぐるぐると、でも可愛らしく巻いて。
今日のコーディネートは最強。
そう意気揚々と私はアルバイト先のカフェへと向かった。古いビルの二階にカフェがあり、その3階は店長の住居スペースなのだが、一部分、お店のスタッフルームとして使用させてもらっている。
Cafe・我侭姫と無愛想王子・1~WIM~
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メイコの日【カイメイ】
「メイコさんっ」
五月五日の昼食後。居間で食事を終え、部屋に戻ろうと廊下を歩いていたところ、唐突に背後から呼び止められた。
「カイト?」
駆け寄ってくる足音に振り返る。声で分かった。呼びかけてきたのは青い髪の「弟」だ。私の間近で足を止めて、じっと私を見つめてくる。
頭ひとつ高い「弟」のカイトを見上げると、カイトが柔らかく微笑んだ。
メイコの日【カイメイ】
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存在理由ep.1
この重い空気をどうしようか…。
「レン。まだ思い出せないの!?」
はい、思い出せてません。
それが事実なのだが声には出さない。そうすればリンがさらに怒るのは目に見えていたから。
『ひまわりと思い出』
存在理由ep.1
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ハツネミク対話篇
…新しいのが流行ってるね。何とかルカっていう
「何とかルカっていうのが、流行ってるのね」
…結構、買ってる人が多いよ。あの人もこの人も買ったって
「あの人もこの人も買ったのね」
…英語が話せるんだって
ハツネミク対話篇
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うしろ目
うらがわにいるきみを
うしろの目でみるよ
ただみてるだけ
なにもしないよ
前にしか目のない君は
うしろ目
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悪ノ召使~小説~
悪ノ召使
昔々亜麻色の髪色をした可憐な王女様がいました。その横にいつもいるのは顔のよく似た召使い。とても悲しき双子の兄弟。
~14年前(0歳)~
悪ノ召使~小説~
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