【歌詞応募】遊牧民の花嫁【あずまやさん作曲】
投稿日:2012/12/20 16:58:17 | 文字数:727文字 | 閲覧数:585 | カテゴリ:歌詞
あずまやさんの情緒溢れる音づかいはこちら→http://piapro.jp/t/DGFk
「花嫁」ですから、嫁ぐ本人だけではなく一族みんなで歌う曲として書きました。これから新しい「母」となるだろう娘へ、女としての誇りと役割を諭しながら同胞の幸せを願う歌うです。
別の氏に嫁ぐ者、勇むがゆえに夫がそばにはいない者、はたまた家を築くのが難しい者の妻になる者。等しく乙女は「女」として生きていく。それが刃を持たぬ戦士の在り方なのだ・・・とか妄想しました。めちゃくちゃ楽しかった。
鳥の羽空を打ち 西風地平を渡る
男は狩りに出で 女が名前を呼び待つ
乳が巡り行き血を繋いでく 誇りあれ彼の母の背に
今また路が拓かれた『祈りが御手となる者たちの手で』
歌え子らよ乙女に我らが音を
立ち行かん若木の四肢に
大地へと座し捧ぐ花を抱く日に
言祝ぎを風に乗せよう
馬たち子ども成し 娘が髪を結わえた
糸束玉に織り 花と実頭に飾ろう
東風を呼ぶ声が雨を呼び降る 石を踏む求む者へと
言葉巡り乳を注ぐ『掌に受けたものが満ちた』
歌え子らよ乙女に我らが音を
立ち塞ぐ岩のある道
すくんでは止まる足また空を見た
強く在れ己のままに
飛び立たん遥かなる地の向こうへと
行くものに言祝ぐ音を
善き風よ彼の者に吹け
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かな表記
とりのはそらをうち にしかぜちへいをわたる
おとこはかりにいで おんなはなまえをよびまつ
ちちがめぐりゆきちをつないでく ほこりあれかのははのせに
いままたみちがひらかれた『いのりがみてとなるものたちのてで』
うたえこらよおとめに われらがおとを
たちゆかんわかぎのししに
だいちへとざしささぐはなをだくひに
ことほぎをかぜにのせよう
うまたちこどもなし むすめがかみをゆわえた
いとたばたまにおり はなとみあたまにかざろう
こちをよぶこえがあめをよびふる いしをふむもとむものへと
ことばめぐりちちをそそぐ『たなごころにたたえたものがみちる』
うたえこらよおとめに われらがおとを
たちふさぐ いわのあれみち
すくんではとまるあしまたそらをみた
つよくあれおのれのままに
とびたたんはるかなるちのむこうへと
ゆくものにことほぐうたを
よきかぜよかのものにふけ
一色=いっしき
美しい言葉を泥臭く、吐いた言葉に貴さを
まいりすと。
↓
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ついったー
↓
@IsshikiAlto