KAITOの種15(亜種注意)
投稿日:2009/03/28 11:31:08 | 文字数:1,294文字 | 閲覧数:419 | カテゴリ:小説 | 全2バージョン
ゴマイトマスターやっと出ました!
想像と違ってたらサーセンww
後gdgdでわかりにくくてサーセンorz
余りにも長いから中途半端と知りつつも前バに。切るとこない…でも長い……。
昨日から相談先が悪かったKAITOの物語のループが止まりません。だって曲は素晴らしいんですもん。
それから「貴方の傍にいさせて下さい」とか…っ、泣ける!
購入二週間以内の某P宅のKAITOも可愛い。…おかしいトコあったけど。
はい。これ全部一瞬でわかった人、友達になりまs(ry
そういえば黒ゴマアイス(蜂蜜入り)を食べました。
色が黒ではなく灰色でした。
ま、予想してたけどね!←
正確に言うと黒みの強い灰色なんですが、黒とは言えません。
……ゴマイトどーしよっかな…。
本家様の子は絶対桃色です。
http://piapro.jp/content/?id=aa6z5yee9omge6m2&piapro=f87dbd4232bb0160e0ecdc6345bbf786&guid=on
14の二人が眠るまでの過程。
http://piapro.jp/content/?id=irfm9p33gb4z1sg9&piapro=770326a7926b4d620e8bf0a86f42792e&guid=on
3月29日 19:05
ツンデレww
確かにこの二人の話し考えてるとそんな感じがしてなりませんwww
多分そうなるんだろうな…。
なるたけSにするつもりだったのにおかしいなぁ…。
久しぶりに夕暮れ前に帰途についた。
珍しく早く家に帰れるな。
…あ。そういえばアイスが残り少なかったはずだ。
買ってから帰るか。無いと文句を言われそうだし。
そう思い至って道を変えた。本来真っ直ぐ進むべき所の角を曲がる。
するとそこには妙な光景があった。
「は、な、し、て、く、だ、さ、い~」
「本当にこの辺なの?」
「く…首、首締まってます!」
引っ張られている黒いマフラー。
苦しそうに呻く黒いKAITOは、どこかで見たことある姿だ。
もしかして、黒ゴマKAITOか?
「マ、ス、タ~」
「……放してほしい?」
こくこくと頷く黒ゴマKAITO。
黒いマフラーを引っ張っているのは制服姿の女の子だ。
マスターと呼んでいたから、彼女が黒ゴマKAITOのマスターなのか。
しかし引っ張り過ぎじゃないだろうか。
本気で締まってるように見えるが。
というか黒ゴマKAITOも逃げようと彼女から距離をとろうとするから余計に首が締まっている気がする。
近づけば自然とマフラーは緩むと思うのだが。
「しょうがないなあ」
マフラーを掴む手が離れる。
前に重心をかけていた黒ゴマKAITOの身体は支えを失い、大きく傾いた。
そして。
「のわあああぁ!?」
見事に顔から地面に倒れた。
…大丈夫か?
とても痛そうだ。
それを見た制服姿の彼女はしゃがみ込んで、地面に横たわる黒ゴマKAITOの頭をばしばし叩いた。
「…リード引っ張る犬がいます。凄い勢いで。飼い主がリードを離したら犬はどうなるでしょう?」
…走り出すだろうな。多分。
なんて考えている場合じゃない。
助けてやった方がいいんじゃないのだろうか。
黒ゴマKAITOは顔を上げて恨めしげに彼女を見た。
「……………走る…」
「でしょ?ってことはリードを離されて転ぶお前は犬以下だということだ」
間違っているような、いないような。
だが根本的に犬と人を一緒に考えてはいけない気がする。
ゆっくりと立ち上がった黒ゴマKAITOは無言で彼女を見つめている。
言い返したいが言い返せないといった感じだ。
と、その目がこちらを見た。
今まで気づいていなかったのか、大きな声をあげた。
「マスター!この方ですっ」
彼女がこちらを見る。
目が合って思ったが、制服ということは高校生ぐらいだろうか。
先程までとは全く違う雰囲気で、彼女は頭を下げた。
「初めまして。突然すみません。この間うちの種KAITOがお世話になったようで」
あ、いや別に何も…。
つられて頭を下げる。
「い、いつから見てたんですか!?」
顔を真っ青にしながら黒ゴマKAITOが聞いてきた。
いつから…マフラーを引っ張られているところから、になるだろうか。
転んだせいで頬に擦り傷が出来ているが、気づいていないようだった。
僅かに血が滲んでいる。
大丈夫か?
「え…あ、ちょっ!マスター血が出てます!!」
「うっさい」
「ぐぇっ」
黒いマフラーを勢いよく引っ張る彼女。
また黒ゴマKAITOの首が締まっている。
涼しい顔をしながら彼女は自己紹介を始めた。
作品へのコメント7
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ご意見・感想
モカ氷様
いらっしゃーい。
実は初代ではない霜降りですww
Sって…なんでしょう?←
もうSマスターめげそうですorz
やっぱ常に引っ張ってるんですかね?
まさに犬と飼い主ですね。
この二人の関係がまだイマイチ掴めていない作者ですが、どうにか活躍させてやりたいです。
お昼寝wwいいですねそれwww
続き現在進行系です。目標は夜が明けるまでに完成です(無謀な…)
是非続きも読んでやって下さい。
閲覧&コメントありがとうございました!2009/03/29 18:59:13 From 霜降り五葉
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ご意見・感想
こんにちは
モカ氷といいます!
新作が上げられていたので
恐れ多くもコメしちゃいます・・よ?
ゴマイトのマスターさんは女の子ですか!
しかもかなりのSとみましたよw
外に行くときは常にマフラーを引っ張って歩いているのでしょうかw?
これからのマスターとゴマイトの活躍が楽しみです。
ゴマイトとマスターさんの登場がおわってついに帰宅かぁとおもったら
モカ君どうしたんですか!?
熱ですか!?風邪ですか!!?お昼寝ですか!それとも本当にメルト!?
あぁすごい続きが気になります!
続き楽しみにしています!2009/03/29 13:34:47 From モカ氷
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ご意見・感想
月風 凜様
初めましてー。
ちゃんとSに見えますかね?
なるべくSにしようとは思いつつ、どうやったらSになるのかわからず…って感じだったんで、Sに見えるならよかったです。
現在ゴマイトの話し考え中です。やっぱりマスターがSになりません;
閲覧&コメントありがとうございました!2009/03/28 11:41:49 From 霜降り五葉
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KAITOの種6 後編(亜種注意)
あれから二時間。
状況は今だ変わらず。
あえて言うならラムレーズン色した氷KAITOが疲れて寝たぐらいだ。
…二日酔いするのだろうか。
いくらアイスで酔ったのだとしてもあれだけ酔ってれば明日大変そうだ。
KAITOの種6 後編(亜種注意)
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KAITOの種 番外編(亜種注意)
マスターは今、家にいない。
何してるのかとかは知らない。
夜には帰ってくるとは言ってたけれど。
退屈しないようにと色鉛筆と画用紙を置いて行ってくれた。
氷KAITOが苦労しながら楽しそうに絵を描いている。
KAITOの種 番外編(亜種注意)
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KAITOの種 番外編2(亜種注意)
太陽が一番元気な時間。
マスターが帰ってくるまで、まだまだ余裕がある。
洗濯物はちゃんと干してあるし、さっき掃除機もかけた。
ベッドメイキングもした。
マスターの部屋の窓はもう少し開けておくとして…後は……えーと………。
KAITOの種 番外編2(亜種注意)
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KAITOの種16 中編(亜種注意)
何度もお礼を言い、電話を切って、冷蔵庫へと向かう。
そういえば…買い物しないで帰ってきたのだった。
不安だったら種を植えたのと同じアイスの方がいいと言っていたが。
カフェモカアイスあっただろうか。
見落とさないように冷蔵庫を漁る。
KAITOの種16 中編(亜種注意)
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KAITOの種20(亜種注意)
アイスとその他諸々が入った袋が重い。
歩く度に揺れ動き、手が痛くなっていく。
その横で美鈴がアイス入りのぶんぶんと袋を振り回している。
そうしていると、やはり高校生のようだ。
ぽつりと美鈴が話しかけてくる。
KAITOの種20(亜種注意)
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KAITOの種14(亜種注意)
陽の光が部屋に差し込んでくる。
暖かい。
ぽかぽかと気持ちが良い。
薄い毛布を手にして窓際へ向かう。
今日こそは昼寝したい。
KAITOの種14(亜種注意)
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KAITOの種10(亜種注意)
寒い。外に出たくない。
だが横でみーみーと散歩を促す奴がいる。
どうしたものか。
この寒いのに。
大体今日予報は雨だぞ。
KAITOの種10(亜種注意)
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KAITOの種 番外編4(亜種注意)
緑茶。ジュース。チョコ。ポテチ。鶏肉。素麺。袋麺の醤油と塩。シーチキンとコンビーフとコーンの缶詰。アイス。
買い物リストを見ながら買った物を思い出す。
…よし、ない!
ホッとしながらリストをしまって地面に置いていた袋を持ち上げる。
…………おっもいんですけど!!
KAITOの種 番外編4(亜種注意)
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KAITOの種19(亜種注意)
「か…可愛い……!」
何度目かの台詞。
ソファに座る彼女が言った。
視線の先の机にはモカとコウがいる。
黒ゴマイトがその横でため息をつく。
KAITOの種19(亜種注意)
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KAITOの種16 前編(亜種注意)
モカの様子がおかしい。
熱がある。
息も荒い。
とりあえずわかるのは、尋常ではないということ。
泣きじゃくるコウの横で、モカが苦しそうに目を開ける。
KAITOの種16 前編(亜種注意)
自分の辞書には「自重」とか「遠慮」などの言葉が欠けている様です。
素敵なアイコン画像を予感子様からいただきました。
兄さん必死です。
ありがとうございましたー。
・思い出とオルゴール後書き
ここまで閲覧いただき、ありがとうございます。
何故ここに書いたかといいますと、あの場に余計な文を書きたくなかったのです。雰囲気を大事にしていたので、それを壊すことはしたくありませんでした。…まぁ壊れる程雰囲気が出ていたかわかりませんが。
このお話は所謂死ネタというものです。文をぼかしていますが、最後は二人とも亡くなっています。
始まりで作者である自分が「KAITOと種KAITOの違いを追求した一つの結果」と言いました。まさにその結果がこの終わり方です。
種KAITOは生きている。KAITOは生きていない。これがこのお話の大前提です。
だから種KAITOはマスターが死んだ後、天国まで追いかける事が出来るのです。
KAITOの亜種というからにはKAITOに似ている部分、KAITOと違う部分、両方ある筈だと思っていました。アイスが好きなところ、顔が似ているところ、マフラーをしているところ。皆似ています。
では違いは?と考えた時に先に述べたあの考えが出てきました。性格に関しては元が性格あるものではなく、それこそ好きな性格を創造出来るので省きました。うちの子設定とかありますしね。
そのほかにも違いはあると思います。成長すれば大きくなりますし。
自分の中で種KAITOは死ぬと霧散します。アイスから生まれたので最後は溶けてなくなるのでは、と思ったのです。
そしてもう一つ、マスターが死んだら種KAITOも死んでしまいます。
…この設定については「KAITOの種シリーズ」でいずれ出そうと思っています。
長々書きました。すみませんお喋りで。
いずれ修正して投稿し直そうと思っています。自分にとって大切なお話なので完璧にしたいのです(笑)
タグ、コメントありがとうございました。
特にタグは思い入れのある話なのでいい話と言われて嬉しかったです。…最後、ああなってしまいましたが、いい話だと思っていただければ幸いです。
まだまだ語りたいことはありますが、そろそろ失礼致します。
次はいつもの通り書きたいです。それからもうすぐチャラい種KAITOことモノの話を書きたいですね。…挑戦状の締切が迫っています(笑)
ここまで読んで下さって、ありがとうございました!