小説【とある化学者の陰謀】第十話~波乱と男心~その2

投稿日:2011/07/31 20:10:11 | 文字数:2,812文字 | 閲覧数:314 | カテゴリ:小説

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まずはじめに……
一週間サボりました……申し訳ありません……言い訳はいたしません。本当にすみませんでした。

と言うわけで第十話続きです。またながくなりそう……

今回お借りした亜種の紹介をさせて頂きます!!

・オルト【鴉崎 閏】さん
戯音マイ
戯音サウ

・きなつさん
探歩ノタン

きなつさああああああん!!ようやく出せましたああああ本当に今までお待たせいたしましたあああ申し訳ありませんでしたああああああああああ!!
今回はノタンちゃんだけですが、エンレル君もちゃんと出す予定です。探偵という立場を上手く生かして話に絡めたいと思います。
オルトさん、名前だけですみません……またしっかり出す予定はちゃんとありますので、その時までどうか……
そして、他の出せなかった方々すみません!また出していきたいと思います!!

次回に続く感じですみません……ああ、話を短く纏める要素がほしい……

そして、誰か執筆速度を下さい……

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TEXT
 

「……」

「……」

始まってしまった三人デート。
ハクさんを真ん中に、俺が左、デルが右に並び道を歩く。にこにこと笑うハクさんを挟み睨みを効かせあう俺とデルという、なんとも修羅場な光景が繰り広げられていた。

「ところで……」

緊張感漂う中、デルが口を開く。視線は俺を睨んだままだが、問いかける対象はハクさんだ。

「どこに行くんだよ?」

「うーん……どこ行こうか?」

「決めてなかったのかよ……」

「いや、私が行きたいと思ってるイベントまではまだ時間があるから、それまでの事は相談して決めようかと思って」

「なるほど!」

デルの問いにハクさんは迷いなく答えた。
これは発言チャンスだと思った俺はパンフを広げ会話に参加を試みる。

「この辺りではなんかマジックショーとかやってるらしいですよ!行ってみます?」

「マジックショー……面白そうだね」

「いや、待て」

ハクさんが賛同した所、すぐさまデルが異を唱える。まあ来るとは思っていたが……。俺はデルに強く反論した。

「なんだよ、いいじゃねーかマジックショー。面白そうで」

「とりあえず落ち着いて良く説明文を見てみろ」

「ああ?何か問題でも……」

反感を抱きながらも目をやると、そこには「戯音マイ・サウが、あなたを不思議な世界へご案内致します」との文字が。

「……そうだな、止めとこう……」

「はは……そうだね……」

面は割れてないとはいえ……流石にあまり接触を計りたくない、という気持ちで俺たちがある意味一つになった瞬間だった。

「さ、さて、どこ行こうか……」

「ハク姉様!」

と、どこかぎこちない動きで俺たちが他のイベントを探し始めた時、突然どこからか声がした。

「あれ?ノタンちゃん?」

「ああ、やっぱりハクお姉様ですの!お久しぶりですの!!」

人ごみを掻き分け現れた、探偵を思わせる格好の小柄なボカロが、ハクさんに飛びつく。
探歩ノタン。俺の知識によれば、『探偵ごっこをしている元貴族の少女』という設定だそうだ。

「知り合いなんですか?」

「うん。一回共演した事があってね。『迷探偵弱音ハクの憂鬱』って知ってる?」

「ああ、あれですか……」

『迷探偵弱音ハクの憂鬱』とは、言わずと知れたヒット曲『探偵弱音ハクの憂鬱』をドラマ化したものだ。基本的にギャグ調でありながらも、意外と深い謎や予想を裏切る展開、無駄に凝ったトリックなどイメージに反するクオリティが人気を博している。また数話完結のミステリーという放送形式をとっているので、亜種の出演が多いのも特徴的だ。
ちなみに無論俺は全話チェックしている。

(確か、ノタンが出たのは……) 

ここで彼女が出演した回を言い当てられれば株は上昇するだろう……と俺がやましい目的で思考をまとめていると、突然デルが発言した。

「確か、スペシャル『秋といえば!睡眠の秋!?いや推理の秋!!少年探偵登場!~あたし、もう飽きた寝るっ!!~』の時に出演した少年探偵エンレルの助手役で出てたな」

(な、なんだと……!?)

なんとこの男、俺より早く彼女の登場回を言い当てたのだ。
極めて素っ気ない口調だったが、この男、間違いなく相当『迷探偵弱音ハクの憂鬱』を見こんでいる。でなければ俺より早く言い当てられる筈がない。

「あ、デル様!!わたくしの事を覚えていて下さったなんて、光栄ですの!!」

「別に、最近たまたま見ただけだ……」

そう言ってそっぽを向くデルに、ハクがイタズラっぽく笑いかける。

「ふふ、照れちゃって」

「べ、別に照れちゃいねぇよ!!」

「デル様、顔が赤くていらっしゃいますが、熱がでたのでございますか?」

ばっ、ちげぇよ!と必死のデルをからかう(?)二人。楽しそうだ、うん。

(……)

……あー、なんだろこの疎外感。あれ?本家ミクの家行った時にもこんなことなかったっけ?

(おっと、見てる場合じゃない)

と、そこで俺は我に帰った。
今は曲がりなりにもハクさんとのデート中、あまりこんなふうに時間を潰されるのは気分がよくない。俺はさっさと追い払うべくこの少女に話しかける事にした。

「ところで、ノタンだったか?」

「ええ、そうですの。あなたはどなたですか?」

「俺は語音シグだ。君は何の用でここに?」

「あ、調査ですの!」

「調査?」

デルが問い返すと、彼女ははい、と答え調査内容を説明した。

「実は、BINZOKOという組織を調べておりますの」

「ブッ!?」

予想外の言葉に思わず吹き出してしまった。まさかここで我が組織の名が出てくるとは……

「シグ様、どうかいたしましたか?」

「い、いや、ちょっと空気にむせただけだ」

「そうでございますか。皆様はこの組織について何かお知りになっておられますか?」

俺は極めて適当な言い訳をしたが、どうやらそれでもノタンは納得してくれたようだ。このあたり、彼女の行動が『ごっこ』なのだなと思わせる。
ハクさんがぎこちない笑みを浮かべながら、ノタンに応対した。

「うーん、そうだね……ないかな~……」

「やはり、そうでございますか……」

ハクさんの言葉を受け、ノタンは気落ちしたようにうなだれる。

「ご、ごめんね……」

「いえいえ。探偵はこの程度でへこたれませんの!」

明るい声で言い、ノタンは勢いよく背筋を伸ばした。

「それでは、わたくしはこれで!楽しんでくださいね!!」

「うん、じゃあね!……嘘ついちゃった」

ノタンが去って、ハクさんがイタズラっぽくペロリと舌を出した。ズッキューン。
デルもちょっと頬を染めて視線を逸らしながら、小声で言う。

「ま、まあ、仕方ないな。……後、一端この場を離れないか?」

「え?」

何故?と辺りを見回すと、周囲の人々が何やらこっちを見てひそひそ話をしているのが目に入った。どうやらさっきの騒ぎで気づかれたらしい。

「そうだな……」

俺たちは視線をかわしあい、そそくさとその場を離れた。

◆◆◆

「ふう……」

とりあえず人気のない路地まで移動し、俺たちは一息ついた。

「全く、有名人ってのも大変ですねえハクさん……おちおち外出もできない」

「うん……でも、みんな良くしてくれるし、悪いことでもないよ。ね、デル」

「別に、ウザいだけだ」

そっけなく対応し、デルはタバコに火を付ける。こいつも相当なひねくれ者だよな……

「あ!!お前ら!!」

その時、再び俺たちにどこからか声が掛けられた。しかし、今度の声は尖った敵意のある声だ。
俺たちが振り向くと、そこには、

「よお、また会ったな……」

何やらそこそこ強そうなギャラリーを引き連れたなんとなく見覚えのあるチンピラが、ニヤリと笑みを浮かべて立っていた。

最近漠然とし過ぎた不安に襲われてます。まあそれは置いといてプロジェクトミライ楽しみですね。

余談だが弟が精神病になった。\やべぇ/


性別・平均寿命が短い方
年齢・結婚が出来るようになる年齢
彼女いない歴・年齢と同じ
精神年齢・永遠の中二の夏
知能・ゴールデンレトリーバー以下
好きなもの・スルメ、バナナ、神話、どこか切ないけど楽しい物語
嫌いなもの・セロリ、昔の自分
好きな楽曲・Dear ユラギ
好きなボカロ・弱音ハク Lily
最近一番嬉しいこと・ピアプロで新着メッセージのお知らせがあった時

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作品へのコメント3

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    ご意見・感想

    びんさん今日は!
    いつもながらメッセージが遅れてすみません(汗)

    ウホッ!良いハクさ(ry
    美人、グラマー、そしてお茶目の三拍子が揃っちゃシグのハートがズッキューンしても致し方ない…!

    それにしてもデルがまさかの名探偵弱音ハクの憂鬱を何気に全話視聴とは、こやつは一体何者…!?
    しかも「VOCALOID FAN」系列で放送されているとは!早速ブルーレイ録画の準備を←

    シグ、アピールチャンスを見事に持って行かれすぎですよww

    チンピラに見覚えが!
    まさかの…まさかの…あの方ですね!(←分かってないw)

    2011/08/03 08:14:07 From  オレアリア

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    メッセージのお返し

    こんにちは!!
    いえいえ、わざわざありがとうございます。

    おお、楽しんで頂けたようで←
    ですよね!!因みに俺のハートも撃ち抜かれてまさぁ←

    きっとただのハク大好き男です<キリッ
    ただ今やってるのは3クール目なので前の2クールをチェックするのをお勧めしますよ?←

    シグはそういう運命なのです。不憫なのです←

    はい、以前出てきた奴です←

    2011/08/03 11:15:06 瓶底眼鏡

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    ご意見・感想

    ハクが探偵とか気になるじゃないですか・・・!
    番組見たいです・・・←

    ノタンが自然に出てきたですと・・・w
    何か可愛らしくなって戻ってきた気分です←え
    出してくれてありがとうございます!

    これからはコメ残しに来ますのでよろしくです♪
    続き頑張ってくださいね!応援してます!

    2011/08/02 10:18:40 From  つそら

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    メッセージのお返し

    自分も見たいです!!
    第二土曜の夜9時からボーカロイドファン系列で放送中でございます!!←

    いやあ……ようやく活躍させられました。
    口調とかおかしくなかったらいいんですが……
    はい!エンレル君も出す予定でございます!!

    おおおお!!わざわざありがとうございます!!
    はい!期待に応えたいと思います!!

    2011/08/02 13:29:08 瓶底眼鏡

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    ご意見・感想

    面白くて一気読みしました!!
    デルもやっぱりハク姉を狙ってるにちげえねえ←

    『迷探偵弱音ハクの憂鬱』…見たいです見たいです!
    おいシグ、撮りだめしたビデオくれ!

    チンピラ…って、響きがきんぴらに似てません?
    すみません、関係ないですねorz

    次回楽しみにしてます!

    2011/08/01 08:35:13 From  絢那@受験ですのであんまいない

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    メッセージのお返し

    面白いとは光栄です!!
    ハク姉さんはみんな大好き!!←

    俺も見たいです!!
    盗むしかない……シグ秘蔵のハク姉さんコレクションを!!←

    響きはにてますが大違いですね。なにせチンピラは煮ても焼いても喰えない←
    関係ない事、良く言いたくなりますよね!!←

    はい、頑張ります!!

    2011/08/01 13:08:22 瓶底眼鏡

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