悪食娘コンチータ(召使、メイド視点) 最終話

投稿日:2009/04/08 18:26:12 | 文字数:693文字 | 閲覧数:2,916 | カテゴリ:小説

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最終話です。
なぜにリグレット?理由は一つ、
悪ノP様がリグレットメッセージは悪ノシリーズの3作目だと断言してないからさ!

ちょっと首吊ってくる。悪ノP様ごめんなさい。

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TEXT
 

町外れの小さな港。そこに一人の少女が佇んでいました。
この海には、昔からひそかな言い伝えがありました。

「願いを書いた羊皮紙を小瓶に入れて、海に流せばいつの日か思いは実るでしょう……」

肩まで短い金髪の髪を風になびかせながら、暗い顔で海を見ていました。
彼女の右手にはガラスの小瓶が握られていました。
その小瓶を、少女は海に流しました。
波に乗ってゆらゆらと遠くなっていくガラスの小瓶。
その小瓶を、少女は濡れるのを気にしないでしゃがみながらずっと見つめていました。
やがて、水平線の彼方に流れていき、見えなくなった小瓶。
やっと立ち上がった少女。水を吸い込んだ服は重く、少しだけよろける。

「ごめんね……」

謝っても許してもらえないだろうけど。今はこれしか言える言葉が見つからない。
頭の中で、倒れた片割れの最後の顔を思い出す。
真っ青で閉じた目からは涙が出ていた。

「本当にごめんね……」

なんで私は生きる為に、大切な片割れを裏切ったりなんかしたんだろう……
何回も泣いて、もう乾いたはずの目から涙が溢れ出す。
羊皮紙に書いたメッセージを頭の中で読む。

もしも生まれ変われるならば、『 』
              
「その時はまた、君に会いたいな」

私が願いを頭の中で読み上げたと同時に、後ろから大好きな片割れの声が聞こえた。

「え?」

思わず後ろを振りむく。
後ろに君はいない。当たり前、君は食べられちゃったもんね。
でも、あの声はなぜか幻聴とか、空耳には思えなかった。
なんでだろうかな……?

もしかしたら小瓶のメッセージは、君に届いたのかもしれない。

こんにちは。
夕月と言う者です。基本、馬鹿です。
ピッチピチの13歳。
中二病発症者。

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作品へのコメント1

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    ご意見・感想

    コンチータ小説を全て読ませて頂きました。
    なるほど、リグレットに繋がりますか!!
    新しい発想にびっくりしました!

    とても読んでいて面白かったです^^

    2009/05/21 08:17:34 From  ひつまぶ

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