【小説】昼下がり。

投稿日:2010/06/19 20:00:33 | 文字数:2,641文字 | 閲覧数:3,997 | カテゴリ:小説 | 全2バージョン

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図々しくもおねだりをしたら、快くお許しを頂いたので、大好きなイラストに小話を作らせていただきました!

柚子さん、誠にありがとうございます!!!

3時間クオリティですので粗がたっくさんありますが…
カイメイ愛だけはあふれてますので…!!



一番時間が掛かったのは『黒霧島』のCM探しだったことは内緒。


このイラストはのっけてらっしゃいませんが…麗しい柚子さんのイラストはこちらから → http://piapro.jp/icoto

駄文失礼いたしましたあぁぁぁぁぁぁあぁぁ!!! ←ジャンピング土下座

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TEXT
 

「ぷはぁ、美味しいー」

頬を赤らめた彼女が、ローテーブルの向こうで嬉しそうに笑った。
その可愛さたるや、俺の心のど真ん中まっしぐらに突き刺さる。
しっかり者の彼女が、俺の前だけ無防備になってくれる瞬間。
それは、ベッドで甘えてくれている時と同じくらい幸せな瞬間だ。


普段は妹弟たちが寝たあと、少しだけ2人で晩酌をするというのが常なんだけど。
今日は、俺たち以外は家にいない。
リンとレンはレコーディングだし、ミクとルカは隣のグミちゃんとお買い物に行っている。
俺たちも二人揃ってのオフは久しぶりだから、たまにはいいか、ということでお昼過ぎからアルコールを解禁した。
おつまみを作って、二人分のグラスを用意して。
その間ずっとご機嫌だった彼女が可愛すぎて、自重するのが大変だった。…というのは、彼女には秘密だ。


「めーちゃん、おかわりは?」
「いるー」
にぱー、と笑って差し出されたグラスに、おかわりを注ぐ。
彼女の最近のお気に入りは芋焼酎だ。
一度がっくんに貰って以来ハマってしまったらしく、うちのワインセラー(ほぼ彼女専用)にはワインだけでなくビールやら日本酒やら焼酎やらが入ったカオス空間になっている。

「…ありゃ」
グラスに半分程度注いだところで、焼酎のボトルが空になった。
この間買ってきたばかりのような気がしたが、彼女の酒の強さと消費量を考えれば当然の結果なのかもしれない。
「…ごめんめーちゃん、お酒なくなっちゃった」
「えー」
頬を膨らませて、彼女があからさまに不満げな顔をする。
「ごめんごめん、また買ってきてあげるから」
「今飲みたいー」
「ワインとかビールならあるけど」
「芋焼酎が飲みたいー」
「今日は酒屋さんお休みだから無理です」
「のーみーたーいー」
「むーりーでーすー」


飲みやすいお酒ほど酔いやすいというのは本当だ。
彼女が普段とは比べ物にならないほど駄々っ子になっている。
…それがまた半端なく可愛いんだけど、顔もほんのり赤いし、この辺りが切り上げ時だろう。
押し問答のように同じやりとりを繰り返すと、ぷく、と頬を膨らませた彼女が「じゃあいいもん」と拗ねたように呟いた。

「カイト、きらい」

ソファに頭を乗せ、こてんと彼女がラグマットに横座りになる。
予想外の言葉に、少しだけ慌てたけれど。

――ミニスカートから露になった太腿と一瞬だけ見えた黒い布に、俺の理性は一瞬で飛んだ。



「…きらい、なの?」
テーブルを回り込み、彼女の元へにじり寄る。
目を閉じたまま「きらーい」と呟く彼女。
本気じゃないなんて分かってはいる。けれど、面白くない。
有無を言わさず体をソファに押し付けて唇で塞ぐと、驚きの声が上がった。

「んっ…!!ちょ、か、カイト…!」
「…ねぇ、俺のこと、きらい?」
「こ、…こんなところでっ…」
「…答えて、俺、めーちゃんにきらわれたままじゃ生きていけない」
「き、きら…んっ…」

質問しているくせに、答えようとしている彼女の言葉を奪う。
自分勝手だな俺、と思いつつも、熱くなった頭と体は止められそうにない。
ぐい、と力任せに彼女をソファに持ち上げる。
驚く彼女に構わず彼女に馬乗りになって、再びキスをした。
唇の角度を変え、小さく柔らかい舌先を絡めとり、深く深く、口付ける。
苦しそうな呼吸の合間に聞こえる彼女の甘い喘ぎが、更に俺を煽った。


散々彼女を味わったあと、わざと音を立てて唇を離すと、潤んだ瞳の彼女と目があう。
意地悪く微笑むと、かぁ、と彼女の顔が赤く染まった。

「顔、赤い」
「……」
「それは、お酒のせい?俺のせい?」
「…知らないっ」

ぷい、と横を向いた彼女の頬に優しくキスを落とす。
たったそれだけでぴくんと反応を見せる彼女が愛しくてたまらない。
「可愛い」
わざと耳元で囁いて、そっと掌で彼女の頭を撫でる。

唇や頬、首筋にキスをしながら、優しく彼女の服を奪っていく。
普段ならこんな日の高い内、しかもリビングでなんて絶対に嫌がるはずなのに。
アルコールのせいで判断力が鈍っているのだろう。恥ずかしがりはするものの、拒絶しようとしない。
それを勝手に許可と受け取った俺は、するすると彼女を脱がした。

あっという間に黒いレースの下着一枚にされた彼女は、顔を真っ赤にして体を隠すように自分を抱きしめる。

「…はずかしいよ…」


――あ、やばい。
エロい。
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い。
これ、俺、保たない。


考えてみれば、こんなに明るいところで彼女のこんな姿を見たことがなかった。
そういうことをする時は、必ず消灯を義務付けられていたから。


白い体に、黒い下着のコントラストが非常にやばい。やばいっつーか、エロい。
華奢な体についた、柔らかな胸。
うわ、何この視覚効果。
ごめんなさい、もう俺すでにちょっとまずいんですけど。


初体験のようなどうしようもない欲情を抱えたまま、俺は一度彼女から身を起こした。
もどかしい気持ちで、着ていたマフラーと上着を適当にソファの下に脱ぎ捨てる。
上目遣いで俺を見上げる彼女が愛しくて、心臓が痛い。

「…ごめん、めーちゃん、今日ちょっと俺、余裕ないかも」
「……」

こくん、と、彼女が頷く。
頷いた、ということは。
止まらなくてもいい、ということで。


…ごめん、妹弟。
お兄ちゃんはおまえたちが大好きだ。大好きで可愛くて、愛してやまないけど。

(今だけはまだ帰ってこないでめーちゃんと二人きりにさせて今大事なところだから!)


祈るように彼女にもう一度口付けをする。
背中に腕を回し、ブラのホックを片手で外し。

…さぁ、いざ!!





――『鶏の胸肉をもっと美味しく、と考案されたチキン南蛮…』


その瞬間だった。
付けっぱなしだったテレビから、渡辺いっけいの声が聞こえてきたのは。

この曲。このナレーション。まさかこのCMは。
おそるおそる、体を起こして彼女の顔を窺う。

すると、予想通り、彼女の視線はテレビに向けられていた。

『…九州の味と共に。トロッとキリっと、黒霧島』

「……」
「…め、めーちゃん?」
「…お酒…」


…ああ、やっぱり…。


「…もうっ!めーちゃん!!よそ見しないでよぉっ!!」



――彼女の口からぽつりと呟かれた言葉に、俺は熱を持て余した体を抱えて、絶叫した。

駄文を書いては自己満足しています。
一応小説。たまになりそこないのポエム。
全くの自己流ですので、読みにくいところも多々あるかと…


年長組が好きです。全力でカイメイ支援。
っていうかカイメイ小説しか書いてませんのでご注意ください。


めーちゃん可愛いよめーちゃん。
めーちゃんが皆から愛されてれば幸せ。
めーちゃん中心に家族は回っていると信じてやみません。
めーちゃんハァハァ

美麗イラストを見てぴぎゃぁぁぁぁすると勝手に小話を作ることがあります。
ご注意ください。


タグやブクマ、メッセージありがとうございます…!(`;ω;´)ブワッ
カイメイ好きさんの優しさは世界一や


プロフ画像の可愛すぎるめーちゃんは青菜しゃーぷ様よりお借りしました!


[ブログサイト]
http://saltcabbage0919.blog.fc2.com/

[pixiv]カイメイ以外もあり。ピアプロの方がカイメイ作品多いです
http://www.pixiv.net/member.php?id=1040966

[twitter]たいしたこと呟きません
http://twitter.com/kyonturbo



※11/19発行の小説本3点、おかげさまで完売しました…!お買い上げくださった方々に最大の敬愛を!!

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作品へのコメント2

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    ご意見・感想

    はじめまして!
    今回はじめてキョン子さんの作品を読ませていただきました。
    その結果、見事にカイメイにハマりましたww
    私を新たな道に目覚めさせていただき、ありがとうございます!
    それでは、失礼しました。

    2012/02/11 22:11:46 From  バロン

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    メッセージのお返し

    >バロン様
    はじめまして!メッセージありがとうございます!!
    カイメイに目覚めたといっていただけるのが一番嬉しいお言葉です…!///
    是非是非他の方の素敵カイメイもご覧頂いて、更に深みにハマって頂けると嬉しいです!
    これからもカイメイを愛で続けますので、また読んでやってくださいませ!

    2012/02/12 17:03:17 キョン子

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    ご意見・感想

    いつも楽しく読ませていただいてます。キョン子さんちのめーちゃんとKAITOは可愛すぎます…!オトナ描写も楽しみにしてますのでよろしくお願いします←

    2010/06/20 08:59:11 From  マーブリング

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    メッセージのお返し

    メッセージありがとうございます!
    いつも読んでくださっているなんて…嬉しいです!

    めーちゃんだけでなく兄さんまで可愛いだなんて…!
    うちの兄さんは単なる変態になりがちなのにwwよかったね兄さんwww

    オトナ描写は難しくってワンパターンになりがちで…すみません;;
    ますます精進いたします、またお暇なときにぜひ読んでやってください^^

    2010/06/20 14:45:40 キョン子

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