語り部のeight hundred
投稿日:2010/02/07 12:31:30 | 文字数:713文字 | 閲覧数:127 | カテゴリ:小説
語り部シリーズ22作目です。
語り部のeight hundred
ようこそいらっしゃいました。このたびお聞かせするのはの大切な人に思いを伝えるためデタラメを語った少女のお話です。
その少女は、砂糖はしょっぱく、塩はとても甘く、冬は汗ばみ、夏は凍える季節だと語り、まるで見てきたかの様に、星空を泳ぎ、消えることの無い虹のアーチを潜ると語ったそうです。
そして、神様が存在して、6億の夢が全て叶い、いつしか争いごとは消え、みんなが永遠に笑いあえる、そう語る中、ところどころに君のことは大嫌いだった、ずっと一緒に居たくない、一瞬で忘れ去り、思い出になんかならない、と大切な人への思いを交えていたそうです。
少女は本当は、大切な人がどうなってしまったのか知っていたのですが、心のどこかでそれが信じられず、今はただ眠っているだけで、空腹を感じて目覚め、眠くなればまた眠り、眠り飽きれば目を覚ますと願っていたそうです。
―しかし、いつまでもそうしていられる訳も無く―
これから語ることは全てがウソで、聞き流して欲しい。
神様は存在せず、ほとんどの夢はたやすく潰え、争いごとは続き、みんなが終わりが訪れることに気付いている、そして、
大好きで大切な人の隣にずっと居たかったと真実を、自分の思いを語ったそうです。そして―
このすばらしい世界で、君の分も生きたい、そうウソかホントウか分からない言葉を呟き、未来を見据えたそうです。
いかがでしたか?私のお聞かせした物語は。次に来られたときは何の物語をお聞かせしましょうか。今日のところはここでお開きにしましょう。帰り道にはどうぞお気をつけて。よければまた、私の物語を聞きにいらして下さい。それではさようなら。
オススメ作品10/30
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コノハの世界事情 歌詞
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
コノハの世界事情 歌詞
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へべれけジャンキー
アイマジャンキーさ酒飲み
満員電車は悲しみばかりが
募り重なり今日も唸っている
疲れと性 溜まっている
不意にぶつかる肩と肩
へべれけジャンキー
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春の訪れ
春 春 麗 麗 春
春 春 麗 麗 春
春 晴れたなら 花見に宴
春 晴れ 日差し 優しいね
寝過ごしてしまう桜色の春
春の訪れ
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メンヘラじゃないもん!/歌詞
「メンヘラじゃないもん!」
音楽:勇魚 歌:初音ミク/音街ウナ
BPM=180
誰にも愛されてない
自分が好きじゃないけれども
メンヘラじゃないもん!/歌詞
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猫猫的宇宙論歌詞
猫猫的宇宙論 なんも知らないまんま
アイラブユーを唱える 尊い感が麻薬的
宙宙に夢中で 前と後は機械的
あー嫌嫌 そんな愛は要らないな
乾乾照りの惑星で ピンクが弾け
猫猫的宇宙論歌詞
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サヨナラステップ 歌詞
焦らず 慌てず 横着せず
必ず準備を欠かさずに
自分が 生み出した 物々は
跡形もなく抹消せよ
引き止めてくる思い出達は
サヨナラステップ 歌詞
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アリス症候群/ぬか暖簾
アリス症候群
作詞 ぬか暖簾
誰かあのサイレンを止めてよ
けたたましく不気味な音とリズム
好きだった音楽もラジオも
アリス症候群/ぬか暖簾
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参加作品リスト 2017年〜2020年
<配信リリース曲のアートワーク担当>
「雪にとける想い」
楽曲URL:https://piapro.jp/t/mkos
「JUVENILE 〜未来を結ぶ地図〜」
楽曲URL:https://piapro.jp/t/MygI
参加作品リスト 2017年〜2020年
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廃墟の国のアリス
廃墟の国のアリス
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BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
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廃墟の国のアリス
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向かいの席には君がいない
財布と鍵はいつも同じ場所 頼むものはいつだって決まっている
向かいの席に君がいないから そんなわけで今日も空を見てる
規則正しく味気ない日々に いきなり吹いた初夏の風のようだ
大事な君を忘れたくなくて 希望という丘を行ったり来たり
気ままに歌ったりする 君の声は心地いい
向かいの席には君がいない
語り部シリーズぜひぜひコメントを!
うろたんだーと幻想狂気曲をこよなく愛すことをここに誓う!
★!現在語り部シリーズ製作中!★