誰かが正義を振りかざしてさ　今日もまた誰かを嘲笑い
言の葉の刃で切り刻んで　今日もまた誰かを壊すのさ


僕の手の中の世界につながる扉に
思いつくがまま　無邪気な悪意まき散らす
匿名の仮面で　守り固めた僕の城
何も怖くない　僕は世界を支配する

正しいとか正しくないだとか
そんなことはどうでもいい
面白ければそれでいい　みんなやってるのさ

誰かが正義を振りかざしてさ　今日もまた誰かを嘲笑い
言の葉の刃で切り刻んで　今日もまた誰かを壊すのさ


自分隠しつつ　正義を名乗って毒吐く
指先一つで　全知全能の神になる

真実とか　偽りなんだとか
そんなことはどうでもいい
僕さえよけりゃそれいい　それのどこが悪い？


怒り　嘆き　恨み　つらみ　妬み　嫉み　僻み　憎む
尻馬乗った僕は何も悪くない

僕はいつも正義　誰かが悪　それが僕にとって真理
だからこれは何かの間違いだ
そうでなきゃ何かが狂ってるよ
リセットボタンはどこにあるんだ？

僕が嘲笑ったのと同じように　今日誰かが僕を嘲笑う


（よみがな）
だれかがせいぎおふりかざしてさ　
きょうもまただれかおわらい
ことのはのやいばできりきざんで　
きょうもまただれかおこわすのさ

ぼくのてのなかのせかいにつながるとびらに
おもいつくがまま　むじゃきなあくいまきちらす
とくめいのかめんで　まもりかためたぼくのしろ
なにもこわくない　ぼくわせかいおしはいする

ただしいとかただしくないだとか
そんなことはどうでもいい
おもしろければそれでいい　
みんなやってるのさ

だれかがせいぎおふりかざしてさ　
きょうもまただれかおわらい
ことのはのやいばできりきざんで　
きょうもまただれかおこわすのさ

じぶんかくしつつ　せいぎおなのってどくはく
ゆびさきひとつで　ぜんちぜんのうのかみになる

しんじつとか　いつわりなんだとか
そんなことわどうでもいい
ぼくさえよけりゃそれいい　
それのどこがわるい

いかりなげき　うらみつらみ　ねたみそねみ　ひがみにくむ
しりうまのったぼくわなにもわるくない

ぼくわいつもせいぎだれかがあく　
それがぼくにとってしんり
だからこれわなにかのまちがいだ
そうでなきゃなにかがくるってるよ
りせっとぼたんんわどこにあるんだ

ぼくがわらったのとおなじように　
きょうだれかがぼくおわらう