もし全てが　悪い夢なら
失くしてきた　なにもかもが
昔のまま　綺麗なまま
この腕に　あるのでしょう

夜におびえる子供を
抱きしめて　慰めてる
数えきれない涙を
飲み干して　ここまで来た

あの空の果てまで行こう
落ちる夜でも怖くない
星のまたたきを頼りに
どこまでも飛べるよ、だから
呼び止めたりしないでね　もう振り向かない

この世界に　光の種が
落とされたら　芽吹いたなら
怖いことも　嫌なことも
呑み込んで　咲くのでしょう

凍えそうな夜でも
意地悪な　神様でも
信じていたいと思う
勇気なら　この胸にある

あの虹の先まで行こう
覚める夢でも愛しくて
もうなにも失くしたくない
どうか待っていてね、いつか
優しいあなたのもとへ　還るから