・1A　
あなたの髪を切り取って
大事にしまっておいたのよ
一人の夜は手に取って
枝毛の数を数えるの

・１B
溺れそうな街を抜けて
箒星を潜り抜けた日の
見つめ合った瞳の奥
うるさい鼓動に蝕まれて　
（こ）のままずっと…（Ah）
だから

・サビ
ずっとあなたを覚えてる
くすんだ髪の色も
繊細な心まで
ずっとあなたを覚えてる
歪んだ笑い方も
握った首の感触も
忘れないわずっと
呆れないでね

・２A
あなたの爪を剥ぎ取って
大事にしまっておいたのよ　
寂しい夜は手に取って
綺麗に磨いてあげるわ

・２B
飲まれそうなあなたの胸
ディレイしてくぐもる自脈から
思い出すの黒いままで
髪を伸ばす理由あなたはもう
撫でてくれないけど
私

・２サビ
ずっとあなたを覚えてる
シニカルな言葉も
アンニュイな優しさも
ずっとあなたを覚えてる
静かな怒り方も
白く冷えた体も
　
・C
二人で選んだベッドは
一人じゃ広くて飲まれそう

・３サビ
ずっとあなたを覚えてる
猫背な座り方も
爪を噛む癖さえも
ずっとあなたを覚えているのは
一人
私だけ

・４サビ
ずっとあなたを覚えてる
くすんだ髪の色も
繊細な心まで
ずっとあなたを覚えているからずっと
忘れないわずっと
呆れないでね