散りばめたカケラを集めて、魔法になれると
誰かが伝えたそんなおとぎ話
想いは確かに揺らめいて、奏でた音も目を覚ます

子どもの頃に夢見た
特別なチカラなんて
僕ら、ひとつも持ってないけど
心の奥底に持っていて

誰も知らない世界から
抜け出すことを夢に見る
「あの月みたいに僕らもなれる」
そんな気がするから

おまじないを唱えたがる
思いつきの言葉で染めて

飾られた星々に照らされた僕らの魔法は
夢に流されて宇宙の路みたい
心にはいつも響かないよ、クモのまやかしじゃ
創って魅せてくれ、あなただけが特別に

君の心を奪えるような
綺麗なものじゃないけれど
優しくなれる、笑顔になれる
暖かくなれるから

街の灯りに戸惑うばかり
明日の色は何にしたい？
落ち込む君に贈るメロディ
「忘れさせてあげる」

瞬け

掲げられた月に隠された孤独な魔法よ
夢に絆されて宇宙の未知みたい
星座には今も意味がないよ、何にでも成れるから
繋いで魅せてくれ、あなただけの「特別」を
明日は君も連れて行こう、虚空も翔べるから！
降り積もる願いも叶えられる流れ星