その花は泥の味がした BPM=162


ひとひら 花弁 雲に紛れ
夢見た 其の味は――。

瓦礫の狭間で ガラクタは恋をした
指先すら届かない 燦然の花に
絞り出す嗚咽は 叫ぶような愛の唄
掠れた孤独が届きますように

嫉妬に腫れる傷も 隠さず曝しましょう
綺麗な貴方が笑うのなら
醜い蟲にでも 死に絶える種にでも
貴方の傍で

拙い言葉を並べ暗がりで影に縋る
此の身は歪な化け物だ

加速していく季節に殴られて 遠ざかる背中に叫んだ
涙なんて枯れたと思ってた
ひとひら 花弁 雲に紛れ 愛の唄に靡く白
唇に触れた花は
泥の味がした

そんな筈あるかと 狂うように花を蝕む
歯牙に纏うのは燻ぶった……
こんな物の為に 反吐に塗れてきたのかと
途方に暮れながら 空を見上げた

貴方は何時も優しく綺麗で
「泣ける程に未だ綺麗で」
日向の「白い」朝に キラキラ ユラユラ
其れも全て嘘だと言うの?
「雲は明日へと流れる」
僕らはまだ……。
擦れ違うキスを交わして
今更な囁きなんてズルいね

ひとひら 花弁 泥に塗れて
暗い空を睨み続けている

破裂していく鼓動を見送った 確かに愛は息づいていた
素っ気無く過ぎる季節の中で
歪なままガラクタは歌う もう届かない愛の唄
瞼に咲き続ける花は
泥に溺れ……

もういいじゃないかって 道すがら途絶えたって
誰一人 振り返らないのなら
其れでも何故歌うかって 姿形は朽ち果てようとも
胸に挿す歪な造花は 泥に咲くのが似合うから

ひとひら 花弁 夜に揺れて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

その花は泥の味がした / 初音ミク

閲覧数:137

投稿日:2025/08/09 21:06:25

文字数:650文字

カテゴリ:歌詞

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